ハウス分割が何故大切なのか

どもーパリポーおばさん占い師です。

西洋占星術に於いて、ハウスは惑星と大きく関連しています。何と言っても惑星が主役です。これ譲れません(笑)
だからこそ、そのために惑星の学習は欠かせないということになります。太陽占いとここが全く違う。太陽が何ハウスにあるかでサインがまったく違ってくるわけですよ。

総合的な人生、質問事項、取り扱っている事柄を12に区分けしているものがハウスなんです。ハウスは明らかに彩を持ち、入ってくるサインや惑星をそのハウスの色合いで染めるわけです。そして、何よりも主たる表示星を見つけ出す場合に、多くはハウスを頼ります。いかに大事かおわかりいただけるでしょうか。
資質を読むに辺り、ハウスの始まり、カスプが何のサインであり、その主星がどのような状態になっているかということは叡智である西洋占星術を能動的にするのに基本です。最終決定権がどの惑星なのか?ということまでわかるわけです。

このため、点星点を固定するために出生時間は必ず必要になります。様々な細かい調整を経て初めて【ホロスコープ】を翻訳することができるのです。

わたし達は宇宙からのメッセージをできるだけ正確に読み取り簡潔に伝えなければなりません。専門的な用語を省きながらその人の物語を紡いでいくのですね。

そして、サインの性質に場所がや行動の色合いを送るわけです。よく見かけねのはハウスをサインに例えるのですが、逆です。ハウスにサインを添えるとしっくりします。サインは奥深く、サインだけで占ってもその他大勢の読み方になりがちです。そりゃそうです。溢れるほどの情報がありますし、何より馴染みがありますから。
しかし、12分割した行動する部屋に入ったサインは驚く程纏うものに変化が生まれます。個性が際立つのです。
その上で、角度=アスペクトを読んでいくと、どうしてそんな気持ちになるのか、自然とそのような行動になるかということが腑に落ちます。
例えば【おひつじ座なのに大人しい】のは、アクギュラーハウスに太陽が在室していないからですとか、【ふたご座なのにあまり喋らない】のは、キャデントハウスに在室していないからということです。
勿論、わかりやすく表現するのにサインは助かります。シンプルに例えるなら、なるほどとなりますが、深く落とし込むにはハウス分割は必須です。

西洋占星術に於いて、何一つも欠けてはいけません。総合的にすること。バラバラになった欠片を繋ぎ合わしてまとめることは容易ではないですが、それが【腑に落ちる】要因になるのです。

素晴らしいですよ。その方の生き様や前世や今世の目的や、人間関係など凡そのことがわかるのですから。
そして、自分って何者なのという気持ちが落ち着いていき、生きる誇りや自信に繋がります。

わたし達は生きている。素直に思える瞬間が増えるのです。

あなたもの世界へ足を踏み入れてみてください。きっと生涯を賭けて学ぶ気持ちになるかもしれませんよ。

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