西洋占星術家のタラッサ魔麻(横山麻由子)です。
わたしのホロスコープには、太陽が蟹座に、月が射手座に、アセンダントは牡羊座にあります。蟹座の太陽は「守り育てること」を人生の核に据え、射手座の月は「自由と探究心」を絶えず求め、牡羊座のアセンダントは「新しいことへ一歩踏み出す勇気」を授けています。この三つの柱が、わたしの生き方と活動の大きな指針です。
占星術との出会い
西洋占星術に出会ったきっかけは、自分を深く知りたいという思いからでした。学びを進めるほどに、占星術は単なる占いではなく「人生を構造的に理解するための学問」であることを実感しました。太陽が人生の方向性を、月が心の在り方を、アセンダントが出発点を示すように、ホロスコープは人の物語を刻みます。それを読み解くことで、人は自らの歩む道を再確認できます。
師からの学び
わたしの占星術を深化させてくれたのは、師である工藤明彦先生(『ハーフサム辞典』著者)です。工藤先生から学んだ「ハーフサム」の技法は、人生の交差点を的確に見抜く力を授けてくれました。二つの天体の中点に秘められた象徴を読むことで、人は人生の新たな局面を迎えるタイミングを理解できます。わたしはこの技法を徹底的に研究し、鑑定や講座の柱として活かしています。
出版への取り組み
これまでに『血と愛の曼荼羅 ― 女性の身体と心をめぐる学術的考察』を出版しました。この著書は、女性の身体と心に深く関わるテーマ(月経・妊娠・出産・不妊・更年期)を占星術と心理学の視点で整理し、言葉として残したものです。女性が自分を理解し、未来に力を得られるよう願いを込めて書きました。出版は「学びと気づきを次世代に継承するための手段」と考えています。
実績と歩み
これまでに延べ3200人以上の方を鑑定し、100名を超える方々に講座を受講いただきました。個人鑑定では人生の転機や人間関係の課題を丁寧に読み解き、講座では占星術の基礎から応用まで体系的に伝えています。受講生の中には、自ら占星術家として活動を始めたり、カウンセリングやコーチングの分野に知識を生かす方も増えてきました。こうした広がりが、占星術の叡智を次世代につなぐ力になると信じています。
AIと占星術の融合
現代の占星術において、わたしが大切にしているのは「AIとの融合」です。AIによる計算とデータ整理を活用することで、従来は時間のかかったハーフサムの全展開や進行法の検証も瞬時に可能となりました。その分、占星術家としての直感や共感力に集中でき、相談者に寄り添ったリーディングができます。AIは人間の代替ではなく、人の感性を支える補助線です。わたしはこの手法を「アストロ曼荼羅ダイアグラム」として体系化し、現代にふさわしい占星術の形を模索しています。
女性と次世代への想い
蟹座の太陽を持つわたしにとって、「守ること」「育てること」は人生のテーマです。女性が自分自身を大切にしながら学び合える場を育み、次世代へ希望を紡いでいくことを使命としています。女性が安心して自分を表現できる場は、子どもや未来にとって最大の贈り物となります。占星術を通じて「自分を知り」「他者とつながり」「未来を描く」ことを支援し、女性と次世代の架け橋となることを目指しています。
わたしのビジョン
西洋占星術を「未来を恐れるための道具」ではなく「未来を創造するための叡智」として伝えること。それがわたしのビジョンです。そのためにAIを活用し、出版で知を残し、鑑定と講座で実践を広げ、コミュニティを通じて人と人を結びます。一人ひとりが自分の物語を深め、次の世代へ希望を手渡せる社会を目指しています。
太陽は蟹座、月は射手座、アセンダントは牡羊座。この象徴が示すように、わたしは「育てる力」「自由を求める心」「行動する勇気」を抱きながら歩んでいます。これからも「祈りを形に、言葉に魔法を。」を胸に、皆さまと共に未来を紡いでまいります。