玉置浩二さんと青田典子さんの愛。

子どもの頃、【安全地帯】を見た瞬間衝撃だった。
歌のうまさや今までのビジュアルと違う新鮮さ。
あれから40年過ぎても、彼の歌声は圧巻である。
また、たくさんの切なさを経験したことで、歌に命が吹き込まれている。
伸びやかで温かな声。

彼は、4度結婚している。
女性に影響を与えて女性からの影響を受け、芸術性を育んできた。
のさな、アーチストである。

4度目の結婚から14年程経過して、昔の安定な面影がキレイさっぱり消え、大御所となったわけだ。
それは、妻である青田さんの【愛】の力も相当な筈だ。

玉置さんは乙女座のマジョリテイで青田さんは太陽こそ、天秤座ですが蠍座の女。
そして、青田さんは金星が乙女座ですから、玉置さんは好みの異性である。
青田さんは火星射手座のOOBで、寛容且つ、自由を認められるであろうし、彼のハチャメチャな部分は許容範囲なのであろう。

シナストリーでの月/火星=180度はアーチストの夫の激しさであり、
コンポチャートは金星/天王星、火星/天王星のスクエアも特徴的だ。
天王星のアスペクトは、【2人の決まり事】が世間一般とかけ離れていたとしても、2人の価値観が刺激されて、行動にも良い結果として反映されているということである。

青田さんのセレスは玉置さんの太陽と合であり、精神的に青田さんが支えているであろうと思うし、乙女座のマジョリティの玉置さんを蠍座の天体が多くある青田さんが深く包み込んでいるであろうと考える。
蠍座の愛は【不動】である。どんなことがあっても支えると決意した青田さんであればこれほどの安心感は他では得られないであろう。
天秤座の太陽だから、決してその深さ、つまり業の深さは世間には見せないであろうし。

コンポHN9で見ると、玉置さんの太陽がコンポのカイロンと合、HN9の太陽と青田さんの太陽も合。そして、HN9の月がスクエア。

元々、玉置さんは太陽/ジュノー=月(直接)で、険しく切ない乙女座の月。小惑星などを含めると乙女座ばかりで、あの歌声や作品を作り出すためにどれだ心を疲労させていたのかと想像ができる。
地サインで構成されているからこそ、相反する【情熱的】なものも感じさせる。

作品を世に出すということは言わば命をも削ることになりかねない。なぜなら、歌には感動があるからだ。
人々を時に喜ばせ、癒す作業は追い詰めることで無上のものを創り上げる。

しかし、最近の玉置浩二はそれに楽しさを想像させる。美しさと完成度の高さと楽しさがミックスされたあの姿は、更にファンを増やしていくであろう。

でも、一番は自分を理解して守り慈しむ人が存在するからである。

2人を見ていると、お互いの存在を尊重しているものがよくわかる。

愛ってそんなものである。

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