2026年春分図 国家予測・覚悟と責任が地足をつける一年

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1月17日は阪神淡路大震災が31年前に起きた日であります。早いものです。亡くなられた尊い命とご遺族に哀悼の意を表します。

高市首相が解散総選挙を表明されるようです。冬至チャートでは、国の激しさが示されていました。また、新興政党がいかにも躍進しているようなメディアの報道があります。立憲民主党と公明党の【中道】って何やねんと思いつつ、国の動きを占星術の観点からしかりと予測して、備えていきたいものです。くれぐれも、政治を知らない素人が、ギャアギャア喚くような失態はなさらず、落ち着いて、日本人として何をすべきか考えていただきたいと切に感じます。

目次

 

  • 第1章 春分図という読みの前提:国家のバイオリズムを特定する

  • 第2章 今回の春分図の基本構造:内政への回帰と足元の再設定

  • 第3章 第4ハウス集中が示す国家テーマ:国土・住環境・国民感情の安寧

  • 第4章 Pofと牡羊座土星が示す現実条件:主体的な責任が生む結果

  • 第5章 水星逆行魚座3ハウスの情報構造:混迷する言論と検証の義務

  • 第6章 太陽海王星合をどう扱うか:理想を形にする土星の器

  • 第7章 資源図チャートとの照合:資源の理想化と現実的な制約

  • 第8章 最重要ハーフサムの意味:太陽/土星=海王星の8点展開解析

  • 第9章 懸念点として現れる複合軸:調整不足が招くリスクの所在

  • 第10章 この春分図が突きつける結論:覚悟を持つ者のみが門を通る


第1章 春分図という読みの前提・国家のバイオリズムを特定する

春分図とは、太陽が牡羊座の0度に入る瞬間のチャートであり、その一年間の社会的・国家的な基調を決定付ける極めて重要な基準点です。これは、特定の個人や出来事の吉凶を占うような、目先の現象に一喜一憂するための道具ではありません。国家という巨大な集合体が、どの領域にエネルギーを投下し、どこで現実を引き受けるのか、その「重心」と「出口」を客観的に特定するための設計図なのです。

ロケーショナル占星術の理論において、場所を移動することが時間を移動させることに等しいとされるように、春分図という時の起点は、我々が生きるこの場所の未来の周波数を決定します。アストロマッピングが「棚ぼた」の幸運を呼ぶものではなく、本人が元々持っている資質を特定の土地で引き出すものであるのと同様に、春分図もまた、日本という国家が内包する課題や可能性を、どのタイミングで顕在化させるかを指し示すのです。

今回の読みにおいても、良い悪いという感情的な判断は一切排除しなければなりません。現実がどのような構造で回り、どこに落とし穴があり、どこに活路があるのか。その冷徹な確認こそが、プロの読みにおける前提となります。

第2章 今回の春分図の基本構造・内政への回帰と足元の再設定

今回のチャートで最も際立っているのは、太陽と月が共に4ハウスに位置しているという事実です。4ハウスはIC(イマム・コエリ)を起点とするハウスであり、我々のルーツ、家庭、基盤、土台を象徴します。生命の帰結点としての心の在り方を示す終末宮としての性質を強く帯びています。

ASCのルーラーである木星は、7ハウス(対人関係・同盟・外交)で高揚の座にあり、一方でMC(社会的到達点)のルーラーである水星は、3ハウス(身近な情報・初等教育)で逆行しています。この構造が示唆するメッセージは極めて明確です。今年の主戦場は外ではなく内側にあります。拡大や成長を追い求める射手座的な自由な探求よりも、今ある生活基盤と足元の再設定が、最優先かつ不可欠なテーマとなります。

7ハウスで高揚する木星は、他者との関わりを通じて恩恵を得ようとしますが、その拡大のエネルギーを正しく機能させるためには、4ハウスの土台が盤石でなければなりません。根を張っていない木が大きく育たないように、今年は徹底して自分の足元を耕すことが求められるのです。

第3章 第4ハウス集中が示す国家テーマ・国土・住環境・国民感情の安寧

マンデン占星術における4ハウスは、国土そのもの、農業、住宅、不動産、そして国民生活の安寧を司ります。また、政治的には野党、心理的には帰属意識や安心感の拠り所を示します。ここに太陽(国家の目的)と月(国民の心)が重なることは、国家のアイデンティティと国民の関心が自分たちの足元は安全かという一点から逃げられない一年であることを確定させています。

4ハウスは本来、蟹座のホームです。蟹座は活動宮でありながら、水のエレメントとしての強い共感性と身内を守る防衛本能を持ちます。この蟹座的な質が国家規模で発動するため、住環境の整備や地価の変動、食料自給の問題など、物理的な生存基盤に対する関心がかつてないほど高まるでしょう。

また、4ハウスは「物事の終わり」も示します。これまでの拡大路線が一度終息し、内側にある未開発の資源や、置き去りにしてきた国内問題に目が向けられます。国民感情(月)は非常にデリケートになりやすく、基盤が揺らぐことに対して強い拒絶反応を示すでしょう。このエネルギーを建設的に使うためには、単なる不安に流されるのではなく、土台を再構築するという強い意志が必要になります。

第4章 Pofと牡羊座土星が示す現実条件・主体的な責任が生む結果

今回のチャートで出口を示す結果点であるPof(パート・オブ・フォーチュン)に、牡羊座の土星が正確に合となっています。しかもこれが4ハウスに位置しているという事実は、極めて峻厳な現実条件を我々に突きつけています。

土星は制限、ルール、試練、そして長期的な責任を司る天体です。一方の牡羊座は、12サインの最初であり、0から1を生み出す爆発的なエネルギーと開拓精神、そしてわたしは存在するという強い自己主張を象徴します。この相反する性質が重なり合うことは、現実が回るための絶対条件として主体的な責任の引き受けを要求します。

牡羊座の土星は、責任の所在が曖昧な集団責任や、実体のない抽象的な理念を拒否します。

  • 最初に名乗り出たのは誰か。

  • 最初に決断を下したのは誰か。

  • 最初に制度を立ち上げたのはどの主体か。

結果(Pof)は、この最初の一歩を自らの責任で踏み出した者にのみ、長期的な果実として与えられます。生活基盤(4ハウス)の安定という結果を得られるかどうかは、誰かのせいにするのではなく、自らが覚悟を持って責任を固定できるかにかかっています。ここでは苦労の有無は問題ではありません。責任の所在が明確かどうかその一点だけが、現実を動かすトリガーとなるのです。

第5章 水星逆行魚座3ハウスの情報構造・混迷する言論と検証の義務

知性を司る水星は、今回の図において唯一の逆行天体であり、魚座でフォールし、3ハウスに位置しています。3ハウスはコミュニケーション、報道、近距離の通信、初等教育を司ります。双子座のルーラーであり、論理的でスピーディーな処理を得意とする水星にとって、境界線を曖昧にする魚座の海は、その機能を著しく低下させる場所です。

この配置は、情報伝達の遅延、言語化の曖昧さ、そして報道における混線を直接的に示しています。フェイクニュースや誤解、情緒的な煽りによる言論の混乱が生じやすい時期ですが、これは誰かの悪意というより、構造的な知性の不全です。現実が固まっていない段階で、魚座的なインスピレーションや気分に基づいた言葉が先行するため、即断即決は極めて危険です。

魚座は12サインの最後であり、すべてを飲み込み浄化する性質を持ちますが、3ハウスという実務的な場所では、その曖昧さが毒となります。我々に求められるのは、時間をかけた地道な検証です。流れてくる情報の裏を取り、論理的な整合性を確認するという乙女座的な作業を意識的に取り入れない限り、情報の渦に飲み込まれてしまうでしょう。

第6章 太陽海王星合をどう扱うか・理想を形にする土星の器

4ハウスでの太陽と海王星の合は、国民の間に新しい理想や大きな夢を掲げ、そこに未来を託したいという強い集団心理を生み出します。海王星は目に見えないスピリチュアルな感性や、境界を超えた一体感を与えます。新しいリーダーや社会システムに対して、一種のカリスマ的な期待を抱きやすい時期です。

しかし、海王星は理想を拡大すると同時に、現実との接点を曖昧にします。太陽が持つ王の威厳や自己表現の光が、海王星の霧によって拡散され、実体のない見せかけの理想に堕してしまう危険性も孕んでいます。

ここで重要になるのが、前述した土星とPofの存在です。海王星の夢は、土星という強固な器があって初めて、現実に着地します。具体的な予算、具体的な運用ルール、具体的な責任分担。それらが伴わない理想論は、ただの幻として消え去るでしょう。理想という火を燃やすためには、現実という薪(土星)を絶やさず、しっかりとした暖炉(制度)の中で燃やす必要があるのです。

第7章 資源図チャートとの照合・資源の理想化と現実的な制約

資源図チャートを確認すると、ここでも4ハウスへの太陽、土星、海王星の強い関与が見て取れます。特に注目すべきは太陽/土星=海王星というハーフサムが最も強調されている点です。これは、国家の資源や基盤(4ハウス)において、理想化と現実化が同時進行し、もはやどちらか一方を選ぶことができない状況を示しています。

地のエレメントを持つ土星の堅実さと、水のエレメントを持つ海王星の情緒性が、国土や基盤の領域で激しく交差します。これは、物質的なインフラ整備(土星)を進めると同時に、国民の心のケアや精神的な支柱(海王星)を再構築しなければならないという、二重の課題を突きつけています。

資源の配分においても、海王星的な救済の側面と、土星的な厳格な選別の側面が衝突し、逃げ場のない調整を迫られることになります。この統合は極めて困難を伴いますが、それこそが今年一年をかけて日本という国が取り組まなければならない宿題なのです。

第8章 最重要ハーフサムの意味・太陽/土星=海王星の8点展開解析

タラッサ魔麻流のハーフサム解析において、今回の核心は太陽/土星=海王星の軸に集約されます。表記方針に従い、常に短距離側の直接点を採用し、そこから準直接点、間接(90度軸)、そして45度・135度を網羅した8点展開でこの構造を注視します。

  • 直接点(太陽/土星): 国家の構造維持、厳格な自己規律、長期的な目標の確立。

  • 接触天体(海王星): そこに流れ込む理想、あるいは曖昧さ、困惑、溶解。

この軸が示すのは責任を引き受けた上で、理想を現実的な実体に落とし込めるかという一点です。これは決して精神論ではありません。制度設計、予算編成、運用の現場において、どれだけ具体的な覚悟を数値化・言語化できるかという実務的な問いです。

サイン記号を正確に表記し、度数を60進法で算出する精密さを徹底します。直接点での調整を怠れば、間接点(スクエアやセミスクエア、セスキーコードレイト)を通じて、外部からの予測不能な混乱や、国民の不信感という形でその反動が現れることになります。自分軸と外部作用のバランスをこの8点展開から読み解くことこそが、運命の微調整を可能にするのです。

第9章 懸念点として現れる複合軸・調整不足が招くリスクの所在

チャートには、調整不足によって顕在化する可能性のある複数のリスク軸が存在します。

  • 天王星/冥王星=月: 国民感情の急激な揺れ。古い価値観の破壊(天王星・冥王星)が、大衆心理を極端な方向へと突き動かすリスク。

  • 土星/天王星=木星: 制度改革の現場での緊張。古いルール(土星)と革新的な動き(天王星)の衝突を、木星が拡大・助長させる構造。

  • 木星/ASC=火星=月/海王星: 感情と行動の混線。火星は牡羊座のルーラーであり、そのエネルギーが理想(海王星)に酔った状態で行使されると、取り返しのつかない暴走を招きます。

  • ノード軸/ASC=海王星: 集合的な期待と幻想。実体のない空気感に支配され、現実的な判断が疎かになるリスク。

これらのリスクは、すべて不動宮(フィクスド)の頑固さや、活動宮(カーディナル)の軽はずみな行動、柔軟宮(ミュータブル)の優柔不断さといった、モダリティの偏りからも読み取れます。調整とは、これらの元素と区分のバランスを客観的に見極め、不足している要素を意識的に補う作業に他なりません。

第10章 この春分図が突きつける結論・覚悟を持つ者のみが門を通る

この春分図は、特別に強くも、絶望的に弱くもありません。ただ、自分の足元を自らの足で踏みしめ、その土地と時間に責任を持つ覚悟がある者に対して、驚くほど公平な図です。

責任を引き受けた主体には、土星の確実な果実としての結果が返り、責任を回避した者の基盤は、海王星の霧の中で霧散していく。現実は誰のせいにもできない。山羊座が社会的な成功を収めるために、一切の甘えを捨ててストイックに山を登り続けるように、我々もまた、自分自身の基盤に対して誠実でなければなりません。

セカンダリーディレクション(1日1年法)で人生のステージ転換を読むように、この春分図もまた、日本という国家の大きな進行図における現在地を示しています。12サインのいずれもが固有の魅力を持ち、同時に課題を抱えているように、この一年の配置もまた、我々の不完全さを受け入れつつ、その上でいかに最善の一歩を踏み出すかを問いかけています。

この当たり前で、しかし最も困難な真実を、一年という月日をかけて我々の肉体と生活に突きつけてくる。それが今回の春分図の、峻厳にして慈悲深い本質なのです。

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