鑑定はシビアに、伝え方は温かに

どもーパリポーおばさん占い師です魔麻です。

一昨日、集中マンツーマンレッスンでした。
その時に感じたことをツラツラと。
その前日は自分が受講している講座で、師の仰ることに完全同意です。先ずは、どんな占いも当たることが前提です。

ですが、シビアに読み過ぎてそのまんまお伝えすることはやっぱり避けるべきですね。

古典と現在と混じり合うことを邪道だと言う方もきっと居るでしょうが、果たしてそうでしょうか。

現在占星術の素晴らしさは、宇宙の法則を積極的に取り入れています。

天王星、海王星、冥王星を鑑定の中に入れることは、間違いではなく、実際に我ら太陽系の住人とは仲間なのですから。
但し、位置づけは、占術者の好みに分かれるのではないかなと感じます。

古典では、惑星の品位を重要視します。
月がかに座にあると本来の座ですので、感情が豊かであり月は自然と良い状態になります。月がおうし座にあると、高揚の座ですので威力が増し、貪欲になれるのです。心地良いものを自然と取り入れて自分の環境や習慣を大切にしたいと強く願います。原始的欲求である月は、子どもぽいのでかに座とおうし座にあると月は素直でいれるのですね。

月がやぎ座にあると放浪の座にありますが、やぎ座のサインの資質を考えれば、責任感や、冷静になり過ぎたりと苦しい状態になると言われています。
月がさそり座にあると、転落の座になり、何か心に空洞を感じやすい。つまりは、やぎ座の月とさそり座の月は、【感情】というものに於いて扱いずらいということなんですよね。但し、やぎ座の月の夜生まれはトリプルシティとなり、点数が若干上がります。

このように、人間を点数で判断したりというのが何となく現在に受け入れられないのかなぁとも思います。

うちのさそり座娘は、さそり座の月です。幼い頃は、身体全体に黒い線が覆いとても暗さが目立つ子でした。綺麗な顔立ちですが、目立たず物静かでしたが、月のさそり座の品位の問題だけではないのですね。
でも、幼い頃の、この月さそり座は本当に本人も苦しいと思ったか、それは不明ですが、周りがその暗さ(漆黒というか)に絶望していた部分も多いにあります。その筆頭がわたしですが(笑)

それが、まぁ17歳になる年齢で、彼女の屈託のなさ、明るさにわたしが一番びっくりしています。金星いて座ノーアスのなせる業だし、アセンてんびん座で愛想抜群。

悩みある?と聞くと、彼氏が今年社会人になるので環境が変わるのが怖いぐらいかなぁーと。後、甘いものを食べ過ぎて体重増加・・・(笑)

そんなけ?ってこちらが肩透かしを食らっていますが、中学で親友と3年間同じクラスになり、先生も同じですごく楽しかったんですって。そこから自信がついたようで、今じゃ旦那氏に結構辛辣に対等に話すのを見ていると、さそり座の月でも日常の擦り込みや修正をしていくことで記憶って色あせるんだなぁと思います。

半端じゃなかった暗さはどこにいったのw

わたし達家族は全員、月は品位は良くないですし、わたしに至っては、エッセンシャルディグニティは酷いもんです。ホロスコープに至っては、良いか悪いかと言われれば悪いです。
太陽は天王星とスクエア、金星と冥王星スクエアに月と土星のオポジションと全滅(笑)2ハウス、6ハウス、8ハウスに所謂凶星在室してるし。良いところなんて全くないですよ。

昔なら、西洋占星術では不幸と言われたでしょう。

現在、わたし達は自由意志のもと生きていける時代になりました。

結婚するの?子どもは?
妊娠したら、仕事は勿論辞めるよね?

たった2、30年前はこれが当たり前に飛び交っていたのですが、今じゃ言った人間の品性が問われる時代になった。その時に古典だけを当てはめると感覚のズレは生まれます。
太陽天王星スクエアなんて離婚星だし、月と土星のオポジションなんて、悲惨でしょうけど、わたしは、それなりに満足して生きています。

さそり座の月だって、毎日パリポーですよ。ふたご座の月だって不安もあるけど、お喋りして楽しいって。

元々、ゴチャゴチャ出生図をいじくるのが好きではないのでハーフサムなどはあまり重要視していませんが、シンブルな占術でも、どう生かすかということが現在に於いて大切な要素であると感じた次第です。

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