5度前ルール その2

どもーパリポーおばさん占い師です魔麻です。

今日の寒さは何でしょうか。全く。寒暖差が一番つらいのですね。初老には。寒さが身体に沁みるのですよ。歯茎が夫婦揃って痛いなんて。ロキソニン命w

さて、西洋占星術に於いて5度前ルールは占術する人間の好みというか・・・考え方なんですが、皆さんはどうしますか?


わたしは、再三に渡り5度前ルールの適用はしないと誰に行っているのかわからない状態で言っていますが(笑)

点星点に接触する惑星(オーブは3度~5度まで)はコンジャンクションと読みます。例えばアセンダント近くに太陽があったとしたら、12ハウスであろうと1ハウスであろうと、太陽が上昇星とします。
12ハウスの太陽であろうと自我をしっかりと持つという資質だし、実際12ハウスの太陽って自我出さないって思ったことはないです。
どちらかと言うと、ペンネーム持ちとか副業を持っているイメージで、やはり太陽の影響は大きいと感じます。どちらにしても東半球ですから、自我を出していかないと苦しい展開になるのではないかなと思っています。実際に自我が強いかというと、そうでもなく、東半球過多のホロスコープの方は割と受け身な資質で、他者在りきだからこそ、自我を解放していくことを自分で求めるのではないかとも思えるのですよね。

そして、12ハウスに太陽が在室していたら、どこまでいってもその太陽は12ハウスであります。但し、例外があるのではないかなぁと思ったことがあったのでシェアします。

例えばアセンダントがしし座にあり、太陽もかに座28度にあるとします。そうすると第一ハウスはしし座ですので、サインが違うわけです。サインは絶対的な壁が存在するので跨がないわけですから、1ハウスの太陽にはならないわけです。これは、どのハウスでも有効です。サインとハウスは別物だという前提です。
カスプは、ハウスの境目で、行ってみれば家の中のドアのようなもので、サインは壁紙。
かに座ぽいなっとおもっても、途中で次のサインになれば、雰囲気が変わります。ドアはとっても親しみやすくて入りやすいけれど、中に入ると自己主張が強くてギラギラしているような部分も存在する。
そして、このドアに管理している人がおり(主星)部屋には住人(惑星)も存在します。勿論、空っぽのお部屋も存在しますが、必ず管理者の元統制が取れているという塩梅です。

何が言いたいかと言うと、5度前ルールでも厳密に考えればサインがハウスで次のサインになっていれば5度前ルールは適用できないのですね。

サインとハウスをごちゃまぜにするから、5度前ルールが一人歩きして都合の良い解釈になったのではないかなと感じます。勿論、次のハウスの影響は絶対にないとは言えませんがいきなり5度しか離れていないから、次のハウスの影響が大きいというのは間違いであるのではないかなと感じるのですよね。

ここが現在と古典の大きな違いでありまして、1ハウスはおひつじ座、2ハウスはおうし座という考えがちょっと拡大解釈のような気がします。

1ハウスは【自我】つまりは、自分です。2ハウスは自分の所有しているもの。肉体、知性、とにかく全部自分の所有しているもの。金銭を所有したなら財産も自分のものであり、稼ぎも自分のものです。お金のハウスと解釈されるのは、このためです。おうし座ぽいなんて・・・違うでしょう(笑)

わたしは3ハウスの太陽ですが、ICとコンジャンクションが成立しています。4ハウスの影響も多分にありますが(ICもかに座のため)ここがかに座の最終度数の太陽でICがしし座であれば4ハウスの影響は受けないのですね。

サインはその人の端的に纏めるのにとても適していますが、西洋占星術の主役は惑星です。そして、同じくらい大切なのは、点星点。点星点に惑星がコンジャンクションしていればその影響は大きいですが、それ以外ですと、やはり在室しているハウスで読むことが妥当でしょう。

タイトルとURLをコピーしました