愛と悲しみ。

POPな魔麻です。

今日は蠍座娘の17歳の誕生日です。


ハピバ~ですね。
わたしは、彼女を産んでいませんが、この時だけ実母に感謝です。普段はクソだと思っているのですよ(笑)
でも、実母がいたから蠍座娘がいるのです。

大嫌いな実母へ。
わたしは、あんたをクソほど否定するけれど、一つだけ良いことをしたね。蠍座娘はとても健全に成長しています。
恋も経験したい、友達とも遊びたい。学びたい。生きることを全力で努力しています。
だから、今日だけは、ちょっとだけ好きになってあげる。ありがとうね。

そんなセンチメンタルな感情な時に目に入った笠木シズ子さん。
【昭和のブギの女王】です。


彼女は、幼い頃養女に出されて養母に育てられました。17歳の時に知った事実に驚き、戸惑い、それでも養母は母であった。
そんな記事がわたしに飛び込んできました。
実父が突然亡くなり、実母は少し身分が違ったようで、引き離されたそうです。

笠木さんは、太陽乙女座で月が天秤座です。


歌と踊りに才能があり、宝塚を受験しますが小柄であったため、不合格となります。また、痩せているため宝塚の過酷な生活に堪えられないという判断でもあったようですが、彼女の今後の人生に大きな影響を与えたのです。

彼女は、吉本興業の創設者の息子と恋仲になります。ですが、この男性は夭逝して、未婚で女子を出産しています。
海王星/冥王星=宿命軸なんですが5ハウスのカスプと直接です。


愛する子ども、愛する人、このカスプは何を意味しているのでしょうか。

1948年のソーラーリターンも象徴がありました。5月に婚約者が亡くなりましたが、T海王星が死別軸に直接です。
夢が大きく膨らむだけ膨らんだ海王星が突然消えて無くなる。
ですが、出産というかけがえのない未知の経験(夢)もあったわけです。

太陽こそ、乙女座ですが月、金星、火星と天秤座で彼女は生涯を通じて調和を計り太陽の示すものに向かって生きていたのだと感じるエピソードがあります。
実母に会いに行った際、その風貌や仕草が自分そのものだと実感したのです。
養母は、温かく行動力も備わっておりお人よしだったそうですが、実際の【血の通った遺伝子】を見て愕然としたと記されています。

【病弱で無表情で、なにを考えているかわからない人】

そう感じたそうです。自分が人の様子に敏感で、病弱(腺病質ぽい)なのはこの人に似たのだ・・・そう感じて反発を覚えたようです。

4ハウスに土星、冥王星があり、まさに星の示す通りですが彼女の芸術的なものに対して宿命があったのでしょう。

wikiにはこう書かれていました。
~ここから引用~
シズ子は「東京ブギウギ」を引っ下げて大阪に凱旋し、梅田劇場で初披露したが熱狂的に受け入れられた。その後東京に戻ると、1947年(昭和22年)10月に日本劇場で開演した「踊る漫画祭り・浦島再び龍宮へ行く」でも歌って大きな話題となり、ラジオ放送でも繰り返し流された。そして1948年(昭和23年)1月にレコードがリリースされるや爆発的なヒット曲となり、日本劇場で曲名の「東京ブギウギ」公演が開演し、連日超満員となった[65]。「東京ブギウギ」のリズムとシズ子のパンチの効いた歌声は、敗戦の荒廃の虚脱感を吹き飛ばすエネルギーの爆発音であり、服部はシズ子に「東京ブギウギ」の公演で以下の様な熱い指導を行った

この歳は太陽//土星=P海王星が直接ではないですか!生きていく上で試練があり、それはとてつもない重責であったのでしょう。ですが、海王星は木星より高い波動です。ネイタルで5ハウスにあり獅子座の海王星は、この試練を見事跳ねのけて、暗く沈んだ日本を復興するための勇気を与えたのです。

同年9月に女子を出産したのは、太陽/月の軸の太陽乙女座の度数前後でしょう。またP木星も12ハウスになり、とてつもない善行を示しています。

またこんなエピソードもあります。
wikiより。
~ここから引用~
1970年台にテレビの地方ロケで新潟を訪れた際に、空港で政治家の田中角栄と一緒になったことがあった。お互い面識はなかったが、田中は「いやあ笠置さん」と握手を求めてきた。しかし、田中は1976年に発覚したロッキード事件の渦中にあって、潔癖症のシズ子はその握手を無視したという。その後、シズ子は飛行機から降りるときに番組スタッフに「あんな政治家がいるから日本は悪くなるのや」と言い放ったという

これぞ乙女座の正義です。彼女は乙女座のジャッジメントを生涯を通じて獲得していくのですが
天秤座の平和的なものも備わっており、常に冷静に自分の置かれた立場を分析して表をしていたのでしょうね。太陽の示すものは、生涯大切に育てていくものですから。

綺麗に引退して、鼻歌さえも好評しなかったのは、乙女座の【清廉潔白】さを目指した結果でしょう。

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