月は脆く、弱いものです。
チャートに於いて、意味するものは
【満たしたい】という願望ではないでしょうか。
欠損説は、当てはまることが多いのは事実ですが
言葉のチョイスが悪いです。
例えば、月が太陽とハードの成立だとどういうことが起こり得るでしょうか・・・
わが家のことで恐縮ですが
旦那氏の太陽と月は90度、スクエアの成立です。
こんなエピソードがあります。
わたしは人間は労働するべきだと思っています。
労働とは、日々の暮らしの中で稼ぐこともそうですが
自分の役割をこなすということです。
一人の人間として、父として、母として。
勿論、子どもとしての役割もあります。
旦那氏は、仕事に対しての自尊心が高くて
(めんどくさい)誇りをもっています。
そして、咎められたりすると大変です。
これは、太陽が2ハウスにありますので
自分の所有しているものに対しての誇りなのです。
そうは言っても、社会で自分の所有しているもので勝負していても
自分の心の奥にある欲求はあるので
この対立は、人に比べて激しいのなのかもしれません。
また、自分の欲求に素直であるので、ある意味後先考えずにそのままの気持ちで行動します。
そうすると、社会での立ち位置と、【私】の欲求に対して齟齬が生まれます。
わたしに対して、仕事を応援してくれる優しく、理解のある姿勢とわたしがどんどん前に進んでいくのを見ていく内に不安感から芽生える【嫉妬心】も生まれてくるんですよね。
これです。これ。
4ハウスにある月牡羊座が2ハウスにある太陽山羊座によって揺らぐのです。
そして、この【揺らぎ】は無意識だから非常に厄介なのです。
わたしが、どんどん自信がついて(前から無駄な自信はある)自分に目を向けて(時間的なも)いく様が不安になんですよね。
これは、わたしの問題ではなく、旦那氏本人の問題です。
だって、子どもが小さい時に、美容院に行く時間もありません。体型だって崩れているからお洒落も無理です。
もう、環境的要因で自分に視点がいきにくくなるわけです。
そこで、この観点か・・・・とわたしにはちょっと理解できないんですね。
ただ、チャートから見ていくと、もうシンプルに太陽と月の葛藤の角度の影響です。
仕方がないと言うか・・・心理的なものに対する気持ちの幼さが目立ちます。
本来、月の欲求するものは純粋で快活ですが、太陽という核に月が疲労させられるのは
そりゃ大変です。それでも、太陽の光りを己の中で強くしていかなければいけません。
そうすると、幼くて脆い月は・・・・阻害されてしまいます。
だからこそ、満たして労わってやらねばなりません。
本来、還暦が近い大人なら自分の中で無意識領域である【月】はそう簡単にコントロールできると思いますが、できない程難しいものなんですね。
幸いにして、わたしの月が同じ火サインんで柔軟宮である射手座です。
活動宮の牡羊座には、射手座の寛容さは助かるんですよね。逆にわたしも活動宮である牡羊座に少々強引でも
リードしてもらえると楽です。需用と供給が素晴らしいw
欠損、ある意味そうかもしれません。
ですが、幼い頃からの習慣や無意識の癖は中々、修正が効きません。
それでも、いいんではないかなと思います。
月の光りに照らされる原始的な様相は自然のものです。
太陽は指針ですが月はその人そのもの。
どんな時も否定せず(難しいけど笑)、温かく見守りたいですし、わたしも自分の本能に忠実になろうと思います。
えっっっ・・・まだ本能に忠実になるの・・・・?は置いといて・・・・(笑)