タロットやオラクルは触りますが、何となくピンとこないw
昨年の11月より以前ホロスコープレッスンを受講してくださっていた方に習ったルノルマンカード。
それ以降、これ一択です。
好きな理由は、やはり自分の感性に響くからなんですが、割りと象意がはっきりしていることも要因の一つです。
今日は、ルノルマンについて。
マドモアゼル・ルノルマンは占星術師でありました。
運命を大きく変えたのは、下着の御針子をしていた時で、同僚がタロットカードで占ったことだそうです。
暫くすると仕事の才能を開花させて実力を発揮させたルノルマンに、1人の顧客がプレゼントしてくれたのがカバラとピタゴラスの数秘術の本でした。
そして、次のステップへと進むのです。
本当はタロットを受けたかったようですが当時の料金は決して安くはなく
エッティラという占い師が監修したのタロットカードとデッキと解説書、そしてトランプの小冊子を手に入れたのです。
1789年の1月ごろから、占星術のBanaventure Guyonの見習いとなり、占星術を習う。
また、Franc Joseph Gallという医師で魔術師が行うPhreniligy(スカルリーディング)に興味を持ち、彼の活動している英国に行きたいと思い、占星術的な時期と場所を選んでロイヤルガーデン宝くじに全財産を投入し、その春、みごと12000フランを当て、占星術師として認知されるようになります。
1789年(同)ルノルマンはロンドンに占星術の店を出した。それは、『Mademoiselle Lenormand of Paris Astorogue』パリの占星術師・マドモアゼル ルノルマンという名称だった。
(出展Wikipedia)
占星術師でもありルノルマンカードを確立させた彼女は幼少時、母親や身近な女性が出産で命を落とすという経験をしています。
彼女のNチャートで特徴的なのは金星。この金星は蟹座でOOBで火星/冥王星とTスクエアとなっています。
蟹座の金星は【大切な】ものに愛着を持ち環境に対して積極的に問い掛けます。
【今のわたしやわたしの家族は幸せか】と。
そして、満たされていないと感じると、火星の熱量を注ぎ込み、冥王星で徹底性を発揮します。そもそも、この時代は占いという非科学的なものに対する知恵や検証も進んでおらず
時に政治的な理由で【魔女狩り】が行われていた時です。
彼女自身も投獄を何度か経験しています。
でも、占うことは辞めなかった。
何だろう。このチャートを見て、蟹座に反応してしまったようですね。彼女は現在ならもっと更に活躍していだあろう人物だと感じます。
そして、ルノルマンはタロットほど壮大なイメージではなく、現在でも充分通じる【日常】を読むのに適していると思うんです(個人的見解ですが)
そして家族問題の様々な出来事と、彼女の一種権力志向も共感できます。
イメージ的に、わたしの抱いてるなりたい占い師がこのルノルマンなのです。
月に一度、自分の運勢をルノルマンに聞いております。また、イベントの際はルノルマン一択であります。
3枚引き、9枚引き、グランタブロー、ホロスコープスプレットが中心です。
壮大な展開ではなく、具体的且つ現実的です。だから好き。
こちらは、レッスンもしています。レッスンを受講なさった方はマルシェで出店をするくらいになられました。
レッスンもシンプルなんで割と、誰にでも扱いが可能なカードだと思います。
しかし、ルノルマン、活動宮が多い。やはり、同じ匂いがしました(笑)
時々、無料で公式ラインなどでリーディングしています。是非、皆さんもマドモアゼル・ルノルマンの世界観、体験してみてください。