年明けに目に付いた一つの記事。少年法を改正させた有名な【女子高生コンクリート殺人】はわたしの同世代の方ならよくご存じでしょう。未成年の男子が、17歳の少女を4か月に渡り自宅に監禁して暴行した挙句、殺害して遺体をコンクリート詰めにしたのです。被害者の女性はどこにでもいる普通の女子高生でその手口の残忍さは、目を覆うばかりでありました。
その加害者の1人であるBが2022年に亡くなっていたということですが、その前にCも病死しています。恐ろしいのは再犯率の高さであります。A、B、C共に後に逮捕されているのです。凶悪犯罪を犯した人間というのは、DNAの問題なのか、環境の問題なのか、それはわたしのような素人が判断するものではありませんが、罪を償う過程の難しさは今後は社会の問題として考えていかなければいけない事柄かもしれません。
Bの出生データーが判明したので、色々と検証しました。死亡した経緯は事故のようですが、P太陽/N土星=135度の成立がありました。また、出生時間の修正をした上でP土星/P・ASC=135度も確認しています。また、太陽/月=T土星が準直接でありました。
しかし、わたしは思うのです。51歳まで生きる必要があったのかと。実際にわたしは、この人間には生きる価値さえないと思います。思いますが、これも神の審判であります。そして、天寿を全うとは言えない若さで死んでしまった事より、何故凶悪犯罪を犯したのか、その後の環境に問題がなかったのか、社会はこの凶悪犯際者に監視をして支援をしていたのかということが気になります。
ここで、心理学を齧った人間が言う事は【親との関係】でしょう。でも、この部分は凶悪犯罪者に対しての幼少期の環境が適切かどうか考えるのは正しい事です。複雑な環境に育った場合、【愛着】に問題がでてきます。この愛着が育つか育たないかが大切なポイントです。この加害者たちは全員と言っていい程、環境は劣悪でありました。無関心、無干渉は子どもを孤独させて増長させてしまうのです。煩いにも限度はありますが、親が子にある程度の年齢までする干渉は当然の愛情であり責任であります。ここでBは母親との歪な関係性が続きます。結婚して姓を変えても、性根は変わりません。そして、歪な母親との関係性も変えられません。勿論、Bの母親の気持ちもわからないでもありません。母親も同じく十字架を背負うからです。
わたしにも息子がいます。昨今、若年層にも犯罪の魔の手が侵入しています。普通の少年や青年が簡単に犯罪を犯すような世情。正直気が気ではありません。何とか、我が息子は労働をしていますが、親としては、気が休まらないわけです。それと同時に、娘たちも心配でなりません。被害者の女子高生はどんな気持ちで最期を迎えたのか。娘たちがそんな事をされたら、きっとわたしは生きていられないとも思います。
最後になりますが、被害者の生年月日も判明しました。殺害されたと言われている当日は折しも、P太陽/N土星=90度でした。正確なスクエアです。これは偶然ではないと強く感じました。