週刊文春の致命的なミス。

文春、叩かれていますね。人を叩くと、因果応報。そのままです。ジャーナリズムなんて今の日本にはありません。娯楽だけではなく、陳腐なスキャンダルばかり追いかけて・・・。本末転倒であります。今回の文春の致命的なミスは、【示談されていた】事柄をスクープしたことでしょう。示談と刑事事件に発展した場合は、刑事と被害者がいる場合は、民事で争われます。過失がどこまで認められるか?示談や和解をしているのか?ということと、刑事事件はまた別ものであります。

文春は、被害者と言われているX子氏の知人より証言を得て、【準強姦罪】のような印象を与えました。これは、とてもセンシティブな問題でありますから扱いは慎重にせねばなりませんが、肝である部分を訂正したのです。

結果というか、個人的に感想に過ぎませんが【あり得ません】。先ずは、取材が一方的な事、内容が難しい事、それらを総合的に考えると、少しでも不確かな情報であれば、報道すべきではないと思っています。フジテレビの会見での記者の質の悪さ、昭和に取り残されてしまった経営陣、全て悪い流れで取り扱われました。くどい位の執拗に質問の連続、よくぞ耐えたなと感心です。

さて、文春のホロスコープはどうなっていたかというと、廃刊もあり得るような運気です。文春は水星/木星の正確なトラインが成立しています。ジャーナリズム精神が基本にあれば何ら問題はありません。ですが、たかが(これも不確かです)男女間の問題が1人の人間を社会的に抹殺して一つの会社が崩壊危機に扮しているわけですよ。これ、今までみたいで済むのかと疑問です。

確かに、テレビ業界の女性への蔑視は問題です。でも、我ら女性にも大分に問題があるむのは事実であります。生活力がないから、子どもが小さいからと言って、我慢ばかりしても先は見えません。非力なら、身体を鍛えるとか武道を習得するとか、色々と手だてはあります。また、日本の風習として【女性は3歩下がってろ】なんていうものを自分の息子や娘に言う親もいます。そういう弊害が産んだものが原因であると感じています。女性は男性に大切にされるのが当たり前です。また、女性も男性に対して、丁寧に振舞うのは当然です。相見互いでありますから。

わたしも永い事、社会で生きていますが、セクハラ、パワハラ、モラハラは当然でした。そのたびに問題提起をしてきて、男性社員を追い詰めた事も多々あります。陥れるのではなく、相手を不快にさせた決着を取っただけですけれどね。

わたしは当の本人ではないので、X子さんがどれだけ傷ついているかはわかりません。わからない事を自分の感情で文字にするのは、憚りがあります。ですが、文春に対しては、憤りを感じます。取材をちゃんとしろよ!と。そして、X子さんの話を聞くなら、もっと劣悪な環境に身を置いている女性を対象とした記事でも書かないかなと思います。X子さんは強く強かさもあります。勿論、彼女なりの葛藤もあるのでしょうが、芸能人のゴシップを書く暇があるなら、もっと社会的に為になる記事を書いて欲しい。真実を追求できないジャーナリズムは消滅すべきであります。

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