感情のゆらぎを読む:双極と天体の共鳴。

広末涼子さんの事務所からの発表は予想通りでした。色々と考察をしてみました。

月×火星のコンジャンクション(天秤座1ハウス)

感情と衝動の“瞬間的な爆発”

  • 月(感情)と火星(衝動)の合は、感情の高ぶりがすぐに行動に現れやすい配置。

  • 天秤座は本来バランスを求めるが、1ハウス(自己のハウス)でこの合が起きると、
    **“我慢がきかず一気に爆発”**という形で現れる可能性あり。

  • 外面では冷静・バランス型に見えるが、内側には「怒り」「情熱」が瞬間湯沸かし器的に立ち上がる。

  • 社会的な顔とプライベートの落差が激しくなりやすい。


☀② アセンダント乙女座 × 太陽蟹座

「繊細さと情の激しさ」のねじれ構造

  • アセンダント乙女座:人目を気にする・完璧主義・繊細で神経過敏。

  • 太陽蟹座:情が深く、愛憎が強く出やすい。身内や大切な人には極端な感情表現も。

  • 表向きは細やかで真面目な印象だが、内面では愛・怒り・不安の波が大きく揺れる

  • 「自分を守るために攻撃する」「感情があふれて壊す」ような行動にもつながりやすい。


🧩③ 金星-土星-海王星のTスクエア

愛と現実・理想のはざまで揺れる

  • 金星×土星:自分の魅力や価値に対してコンプレックスを抱きやすい。

  • 金星×海王星:理想を追い、現実を無視して恋に走る傾向も。

  • このTスクエアは、自分の欲しいもの(愛・承認)と現実とのギャップに苦しむ配置。

  • 愛されたいのに信じられない、夢を見たいのに傷つく……という激しい心の振れ幅を生み出す。


🌀④ 総合すると:気分の波と爆発性が極端に出やすい構造

  • 「我慢→抑圧→突然の爆発」というエネルギーの流れが見られやすい。

  • 「過剰な感情投入」「極端な愛情」「離脱や破壊行動」も含め、双極性障害の“躁状態”に近い行動性と、

  • 「落ち込み」「自己嫌悪」「現実からの逃避」などうつ的側面の両方を抱えやすい配置。


📝補足

  • この分析は医学的診断ではありません。

  • 占星術的には、広末さんのホロスコープには情緒的な不安定さを生み出す構造がいくつも見られ、それが双極的な行動・感情変動とつながる可能性を示唆しています。


有名人でこのチャートと近い方で比較してみました。

【広末涼子さんと類似傾向を持つ有名人3名】


① ブリトニー・スピアーズ(1981年12月2日生まれ)

▶️ 共通点:

  • 月×火星の緊張アスペクト(感情の爆発性、衝動性)

  • 海王星の強調(夢・幻想・メディアイメージとのギャップ)

  • MC付近に太陽/公的なプレッシャーが精神に影響

▶️ 傾向比較:

  • 感情がそのまま言動に出やすく、メディアによって理想像を固定されやすい

  • 家族問題・法的トラブルなども、本人の内的葛藤と深く結びついている

  • ブリトニーも一時、双極性障害の可能性が報道された


② ウィノナ・ライダー(1971年10月29日生まれ)

▶️ 共通点:

  • 水のサインの太陽(蠍座)と月の不安定性

  • 金星と海王星の強いアスペクト=愛と幻想の混乱

  • 自己破壊衝動的な行動歴(万引き事件など)あり

▶️ 傾向比較:

  • 愛と孤独、現実と理想のあいだで揺れやすく、芸術的才能と裏腹に情緒のコントロールが課題に

  • 公のイメージと私生活のギャップに悩む点が広末さんと酷似


③ 中森明菜(1965年7月13日生まれ)

▶️ 共通点:

  • 蟹座太陽・月:感情過多・繊細さと爆発力の両立

  • 火星の自己破壊的な配置

  • 芸能界での孤独感と過剰な期待が内面を傷つけやすい配置

▶️ 傾向比較:

  • 感情が激しく、自己価値の不安定さから極端な行動に出る傾向

  • 世間からの「理想像」と内面の「脆さ」との乖離が深く、精神的圧迫を生む構造


📌【比較から見える共通構造】

項目 広末涼子 ブリトニー ウィノナ 明菜
太陽 蟹座(情の深さ) 射手座(理想主義) 蠍座(感情深層) 蟹座(母性・情)
天秤座(美意識・他人意識) 水瓶座(自由性と孤立) 出生時間不明のため特定せず 山羊座(感情抑圧)
火星 月と合(爆発性) 月とTスクエア(衝動性) 天王星と絡む 冥王星と緊張(破壊性)
海王星 Tスクエア構成 螺旋的影響(幻想) 金星と関与(理想過剰) 金星と関与(恋愛幻想)
共通傾向 情緒の波/衝動性/公的理想像に傷つく

🔚 結論

広末涼子さんは、**「感情の波が激しく、それを抑えきれない爆発性」と、「他者から期待される理想像とのギャップ」**に苦しみやすい星の配置を持っています。
この傾向は、ブリトニー・スピアーズ/ウィノナ・ライダー/中森明菜など、同様に双極的または情緒的に不安定さを報じられてきた人物と一致しています。

こうした星の構造を持つ人にとって大事なのは:

  • 情報・感情を整理できる安全な対話空間

  • 社会的期待から解放される自己受容プロセス

  • 衝動性を緩和する現実的な習慣・支え

ここまで、比較してみて、覚えのある名前が出てきて、月の不安定ささや海王星などの関連性は、双極性障害に何らかのヒントがあるのではないかと感じました。先ずは、身近に(例えばパートナーや子どもや親など)にお心辺りがあるのなら、チャートで判断もある程度可能ではないかと感じました。精神的な悩みを抱えていると、日本では風当りが強く、家族間でも、センシティブな内容になり中々、行動が移せません。ですが、それはとても不幸であります。

先ずは知ること、情報を得ること、そして、適切なタイミングで医療に頼ること。

双極性障害は、実は寿命が短いと言われていますし、アルコール依存症や各依存症と深くかかわっている可能性があります。また、遺伝的、環境的要因も考慮せねばなりません。

わたしは、医者ではないので、正確な判断はできませんが、多少の精神疾患については、独学ですが勉強しています。15年以上も。そして、占星術での一つのパターンもある程度習得しました。

占星術は優秀なツールであると、しみじみ感じた今日でありました。

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