河本準一さんの告白に寄せて~トランジットで人は壊れない・占星術的考察

お笑い芸人の河本準一さんが、2025年6月2日、パニック障害とうつ病を患っていたことを告白されました。
その勇気にまずは、静かな拍手を。

でもね、今日はちょっと、スピリチュアルの光と、占星術のリアルについて語らせて。


✦ 星でわかる「資質」──パニック障害とうつをどう視るか

彼の出生チャート(正午計算)は以下のような構造を持っています。

  • ☉牡羊座16°40′ × ☿牡羊座4°45′ × ♃牡羊座4°41′ のファイアトリプル
    → 燃え尽き型。思考も自己イメージも「突進系」。

  • ☉×♄蟹座12°27′(スクエア)→内面抑圧と父性の影
    → これは「笑い」で鎧を作るアスペクト。

このチャートから言えるのは、「爆発力」と「抑制」の共存。
生まれながらにして、アクセルとブレーキが同時に踏まれている

✦ よく言われる「冥王星水瓶座入りが原因」ってほんと?

占星術界隈では最近こういう言説が飛び交ってるけど、わたしは影響はないとは言えないけれど、他に何かがあるという目でいつも鑑定しています。

  • 「冥王星が水瓶座に入ったから不調になる人が続出!」

  • 「海王星が牡羊座に入った影響でアイデンティティが混乱」

  • 「土星が魚座に入って感受性の整理ができない」

……でも、それぜんぶ半分正解、半分まやかし

なぜなら、トランジットだけで人は壊れない。

大事なのは、*ネイタルチャートの器」と進行(ディレクション)なんです。


✦ セカンダリーディレクションの視点で観てみよう

進行法(1日=1年)では、2025年の河本さんはちょうどP太陽が牡牛座に入りつつある時期でしょう。

これはこういう時期:

「それまで突っ走っていた自分にブレーキがかかる」
「自己存在の確認が必要になる」
「感覚を取り戻すが、慣れていないと“動けない感覚”にパニックする」

さらに、P月が水サインに入っていれば感情過多・不安定のフェイズだった可能性も。

このように、“今”の不調は、星から見れば「脱皮の兆し」


✦ 魔麻のぶった斬り🌪️:トランジットだけで語るな!

☑︎ だから言いたい。
「トランジットで不調」はただの後づけ解釈でしかない。

冥王星が水瓶座に入ろうが、土星が魚座にあろうが、
ネイタル(あなたの器)と進行の月・太陽が反応しなければ、何も起きない。

星の動きは天気。
でも、その天気に濡れるかどうかは、あなたの屋根(=ネイタル)と準備(=進行)次第


✦ 祈りをこめて:生まれ直す勇気に敬意を

河本さんのように「笑いの人」が心の不調を語ると、
それは多くの人に「笑ってても、苦しいことはあるんだ」という希望になります。

魂の脱皮に痛みはつきもの。
だけど、星は見守っています。あなたの成長も、苦悩も、静かに、確かに。


今ここを生きるあなたへ。
もし何かが終わったように感じても、それは始まりのサインかもしれません。
どうか自分を責めないで。星は、ずっとあなたの中で輝いていますからね。

それでも――
どんなに強く見える人にも、「立ち止まる時間」は必要です。星は進み続けても、人間には休息の季節がある。心と体が「今は止まろう」と告げてくるとき、それは敗北ではなく、再誕への序章

静かな場所で、自分の声に耳をすませてみてください。焦らず、責めず、ただそこにあるものを感じてみる。あなたの中にも、小さな星がまた、光を取り戻そうとしています。

夜が明ける準備は、もう始まっているのです。

愛と祈りをこめて。

 

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