
↑noto更新しました。(久々過ぎて忘れた)
月が牡羊座、そして第1ハウスに位置するあなた。
それは、まるで人生を舞台に見立てた時、「自分の感情」が演出家であり主演でもあるという特別な配置です。
感じたことをそのまま言葉にし、衝動的に行動に移す。理屈じゃなく、心で決めて動く。そんなあなたの感情は、他の誰よりも「生きている」ものとして世界に響いているのです。
1ハウスは「自己」を示す領域。月は「感情」「安心感」「無意識の欲求」。そして牡羊座は「始まり」「火のエネルギー」「本能的衝動」。これらが融合すると、感情が内にこもるより先に外へ走り出すようになります。
感情が湧いたら最後、それを止めるのはとても難しい。それくらい、あなたの感じる力は純粋で、そして強烈です。それと同時に月の示すものは揺らぎ、不安を感じやすい一瞬の感情も司ります。
他人から見ると、気が緩んだ環境や相手には素の自分を嘘偽りなく出せるため「気分屋」「せっかち」「わがまま」に見えることもあるでしょう。けれどそれは、あなたが自分の気持ちに嘘をつけない誠実な人だからこそ。周囲にどう思われるかよりも、「自分がどう感じているか」に正直でいたい。それがこの配置を持つ人の生き方なのです。
アスペクトにも注目してみましょう。
火星とのコンジャンクションは、あなたの感情を瞬間湯沸かし器に変えるかもしれません。怒りやイライラがすぐ表に出てしまう代わりに、困っている人を即座に助ける熱血漢でもあります。
金星との調和的な角度があるなら、感情を魅力的に伝える才能が際立ちます。言葉にしなくても気持ちが伝わる、そんな人になるでしょう。
一方で、土星とのスクエアがあると、あなたは感情を出すことにブレーキを感じるかもしれません。「こんなことで怒っちゃいけない」「泣くなんてダメ」…そんな内なる声が感情を押し込めてしまう。けれどその感情の奥には、あなたが大切にしている正義感や責任感が隠れています。
その想いを自分で認めることができたら、あなたは一気に自己解放のフェーズへと進むでしょう。
さらに、天王星や海王星、冥王星などのトランスサタニアンと関係している場合、あなたの感情は「集合無意識」にも繋がっています。
天王星との関わりは突発的な感情の変化を、海王星は感情の溶解をもたらし、冥王星は破壊と再生のドラマを仕込んできます。あなたが感じているその熱は、あなただけのものではなく、魂の記憶や、先祖から受け継いだ何かが燃えている可能性すらあるのです。
結局のところ、この配置は「感情を抑えるのではなく、生かすこと」が使命。
怒りも、喜びも、悲しみも、愛も、全部があなたという存在を動かすガソリン。
その火を、自分の中に燃やしながら生きていくあなたは、誰よりも人間らしい人です。
個人的にでありますがどうやら月が牡羊座の方に縁が深いようです。
これは感覚でも、人生経験でも、星の配置を見ても、明らかなこと。
父、前夫、そして現在の夫――みな牡羊座。これは偶然では済まされない、宇宙の縁のように思えるのです。
月牡羊座というのは、とても正直で、とても純粋です。
言い換えるなら、感じたことをそのまま出せる人。だからこそ、本人は悪気がなくても時に「きつい」「空気が読めない」と言われることもあります。でも、それも含めて彼らはウソのない人たち。
わたしは、そんな月牡羊座の感情表現に出会うたび、「あ、これは本音だな」と、すぐにわかってしまいます。
なぜなら、わたし自身のホロスコープも、彼らと共鳴するような組み合わせを持っているから。
まず、わたしの太陽は蟹座にあります。これは月牡羊座とスクエア(90度)の関係。つまり、価値観や感じ方がまったく違うからこそ、摩擦がありつつも強く惹かれる。感情に対して不器用でまわりくどい自分にとって、まっすぐに気持ちをぶつけてくる月牡羊座は、どこかうらやましくもあり、見ていて飽きない存在でもあります。
そして、わたしの月は射手座。ここでようやく火のエレメントが登場します。月牡羊座とは同じ火の仲間。
感情のスイッチがすぐに入るとか、気持ちが爆発するように前に出るとか、そういう情のスピード感を、わたしも無意識に持っているのだと思います。だからこそ、彼らの感情の起伏が、よくわかる。共鳴できる。火の月同士、熱くなりすぎてぶつかることもあるけれど、それすらも「生きてる証」だと感じるのです。
さらに、決定的なのがアセンダントが牡羊座であること。
もう、これは出会って当然。牡羊座というサインが、わたしにとって始まりの場所なのです。だからこそ、月がそこにある人、つまり感情の原点が牡羊座にある人に出会うと、わたしの魂は「懐かしい」と感じるのかもしれません。理屈抜きで心が反応してしまう。それが牡羊座の力。
仕事で出会う人たちの中でも(水星)、遊びの場にいる仲間たちの中でも(金星)、そして集団の中の何十人というその他大勢の中でも(アセンダント)、月が牡羊座の人は、わたしにとって本当にわかりやすい存在なのです。
もしかすると、彼らの“火花のような感情”が、わたしの中にある“火”の記憶を揺さぶっているのかもしれません。
共鳴する火。ぶつかってこそ光る火。生きていることがすぐにわかる火。
だから、わたしはこれからもきっと、月牡羊座の人たちと関わっていくのでしょう。
それがわたしにとって、感情の火を絶やさない方法だからです。
どうか、そのままでいてください。
あなたの感じることが、あなたを生かし、そして誰かを救うのです。
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