【体験記】お金の奴隷学校で涙”と“書き換えが起きた日~母と父への想いが変わる瞬間~

昨日、ついにあの噂の「お金の奴隷学校」に参加してきました。タイトルだけでドキッとするけれど、内容はもっとえぐかった(笑)。ファミリーコンステレーションとNLPという二大ワークの掛け合わせ。わたしにとっては、まさに魂を揺さぶられるような4時間でした。

ファミリーコンステレーション(Family Constellation)とは、ドイツの心理療法家 バート・ヘリンガー(Bert Hellinger) によって体系化された、家族システム療法の一種です。日本語では「家族配置」「家族の座」などとも訳されます。

ざっくり言うと、

「家族の見えない“つながり”や“無意識の忠誠心”が、今の自分の人生に影響を与えている」ことを、目に見える形で“配置”し、気づきと癒しを得るワーク。


どうやってやるの?

  1. 相談者(クライアント)がテーマ(例:人間関係の悩み、お金のブロック、病気、繰り返すパターンなど)を持ち込む

  2. ワークに参加している人の中から「父」「母」「自分」などの役を選び、場の中に立ってもらう(代理人)

  3. その配置から自然に生まれる身体感覚や感情を観察していく

  4. セラピストの誘導により、滞っていた関係性を整理・解放・癒しへと導く

※参加者は、ほとんど何も知らなくても「代理人」として立つだけで不思議と感情や言葉が出てきたりします。これが場の力、またはフィールドと呼ばれています。


どんな問題に効果があるの?

  • 家族関係の問題(親子・夫婦)

  • トラウマや繰り返される不幸なパターン

  • 恋愛や結婚のブロック

  • お金や成功への抵抗感

  • 原因不明の身体症状

  • 仕事や人生の停滞

など、「自分の努力では変えられない深いテーマ」に効果的と言われます。


魔麻的な解釈

ファミリーコンステレーションは、魂の記憶に光を当てるワークだと思っています。

たとえば、「本当はお母さんに甘えたかったけど、代わりにお母さんを守ってきた子ども時代」。その無意識の忠誠心が、今の人生で「我慢する」「頑張りすぎる」「人を信用できない」といった形で表れてしまうことがある。

コンステレーションの場では、それを「誰の役割だったのか」「何を背負っていたのか」を見える形にし、「本来の自分に戻る」ための解放が起きるのです。

テーマは「お金」。誰しもが何かしらの感情を持つこの象徴を前に、参加者それぞれが自分の過去・信念・家族との関係を深く掘り下げていく。最初は正直「まぁ、面白そうだし話のネタにでも」くらいの軽い気持ちだったんです。NLPなんて、正直バカにしてましたから。「あぁ、あれね(笑)」みたいに。

でも、講師がいつもの飲み友達で、しかも金融のプロ。単なる金儲け主義じゃない。彼が「今回はちょっと違う流派で」と言ったその言葉に背中を押されて、思い切って参加してみたんです。

で、結果。

泪が止まらなかった。

わたしの中にずっと潜んでいた「父への軽蔑」と「母への哀れみ」。それが浮き彫りになった瞬間、自分がパートナーシップにおいてずっと感じていた不信感や壁の正体が見えた気がしました。

父は真面目な公務員で、社会的にはちゃんとしてる人。でも、そんな父は、わたしにとっては「母を守れなかった人」だった。だから男として軽蔑していた。

一方で、母は痩せ細ってノイローゼ気味だった。泣かず、笑わず、生きるだけの毎日。母性を捨てたようなその姿に、子ども心ながらに怒りと憐れみが渦巻いていた。

「母のようにはなりたくない」と思いながら、でも結局は良い母であろうと頑張り続ける自分がいた。それは愛情ではなく、「自分がしてもらえなかったから、子どもにはしてあげたい」という前提。つまり、自己否定からの頑張り。

でも、その思いがあったからこそ、わたしは母としての愛情を貫いてこれたのも事実。元夫もそれを認めてくれていた。離婚しても、「子どもを愛している母」としてのわたしは否定されなかった。

ワークの最後、わたしは新しいビリーフを設定しました。

「わたしは、子どもを愛してる。それは偽りのない、真実だ」

この言葉を口にしたとき、胸の奥がじんわり温かくなったんです。父と母を責めるのではなく、自分の人生と向き合うための再出発。それを今、ようやく始めた気がしています。

NLPも、バカにできません。いや、バカにしてごめんなさい(笑)

 

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