noto更新中→https://note.com/maasa0706maasa/n/n24648aa0bf0e
国分太一の無期限謹慎は、芸能ニュースの枠を超えて、いま日本社会が直面している「報道の自由」と「情報統制」の構造そのものを露呈した事件である。
まず確認しておきたいのは、今回の一件が単なる「不倫スキャンダル」ではないということだ。もちろん家庭を持つ立場での裏切りは責められて然るべきだが、それが芸能活動の無期限自粛という異常な処分へと発展した背景には、他の力学が絡んでいると考えざるを得ない。
彼は「旧ジャニーズ」の中でもクリーンなイメージを最後まで維持してきた数少ないタレントだった。SMAP解散、嵐活動休止、King & Prince脱退騒動など、近年続いたジャニーズの瓦解において、国分は表向き「安心感」と「安定性」の象徴であり、情報番組のMCとしての立場も確立していた。その彼が、突如として報道から姿を消す──。この異変を、ただのスキャンダルで片付けてしまっていいのだろうか。
実際、週刊誌が報じた内容もやや曖昧である。「ホテルで密会」「複数回接触」など、どれも決定的な証拠とは言い難く、一般人の女性ということで詳細な証言も伏せられている。これほどまでに当人が深く謝罪し、活動を停止する必要が本当にあったのだろうか。むしろ不可解なのは、この報道の裏で、同時に複数の政治的スキャンダルがほぼ報じられずに終息している点だ。
特定政党の政治資金問題、大手広告代理店との癒着、新法案の強行採決。いずれも本来なら連日報道されてしかるべき社会的事案である。しかし、テレビ画面は「国分太一の不倫」を連日報じ、SNSもこの話題で埋め尽くされた。あまりにも出来すぎた構造ではないだろうか。
また、このような報道姿勢は、旧ジャニーズ事務所とテレビ局の関係性にも通じる。長年にわたり、ジャニーズはテレビ局にとって絶対的な「視聴率の神」であり、批判は暗黙のタブーだった。だが近年の性加害問題により、その構造も揺らぎつつある。つまり、今までは守られていたタレントたちが、徐々に「切り捨てられる存在」になりつつあるということである。国分も、そのひとりだったのかもしれない。
さらに、ホロスコープを用いた象徴的な分析も示唆的だ。彼のプログレスのディセンダントはネイタル金星と合、プログレスのMCは海王星と重なっている。これはまさに「他者との関係性(愛情・契約)の曖昧化」「社会的地位の曇りや混濁」を示す象徴的なタイミングであり、本人の意思ではなく、社会の潮流に流されるかのような状況を表している。
一方で彼のネイタル天体は、乙女座に太陽・水星・火星のステリウムを持ち、極めて分析的かつ慎重な性格である。蠍座の土星もあり、物事を深く掘り下げる力と、他人に対する猜疑心も強い。そんな彼が、軽々しく浮ついた行動をするだろうか。むしろ「何かを断ち切る」ための意図的な自己犠牲にすら見えるのだ。
忘れてはならないのは、彼がMCを務めていた情報番組という場は、ただの芸能活動ではないということだ。報道の枠であり、政界・経済界との接点も多く、非常に影響力が大きいポジションだった。彼がそこから姿を消すということは、「発信力を持つ人間の排除」という側面を孕んでいるのではないか。情報の取り扱い方を巡り、内部で何らかの軋轢があった可能性も否定できない。
今回の件で何より恐ろしいのは、「世論が簡単に誘導されている」ことに多くの人が気づいていない点である。メディアに取り上げられた話題だけが真実であり、語られないことには目も耳も向けない。そんな土壌のなかで、情報はコントロールされ、政治の陰に隠されていく。
報道という名のもとに沈黙を強いられる者たち。その中に、国分太一も含まれていたのかもしれない。もしかすると、彼は最後の瞬間まで「テレビマン」として、何かを守ろうとしていたのではないか。そう思うと、この無期限謹慎という幕引きは、あまりにも静かで、あまりにも深い闇に包まれている。
余談だが、若い頃の彼は歌もダンスも一流だった。いつの日か、そんな彼の姿も見かけなくなった。そしてこの出来事──。あまりに唐突で、あまりに意味深である。背後で動いているのは、果たして誰なのか。今、この国で、本当に起きていることとは何なのか。
オープンチャット「タラッサ魔麻〜星を味方にする!〜」
↑こちらクリックしてね