オープンチャット「タラッサ魔麻〜星を味方にする!〜」
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わたしと同じ年齢、同じ蟹座、そして高身長。若い頃、スナックのボトルに冗談半分で藤原紀香と書かれたことがあるほど、彼女の存在は身近だった。けれども、決定的に違うと感じる。匂いがまったく違う。これは好悪ではなく、配置の違いが生む体質の差だ。
彼女の月とわたしの月は正確なスクエア。感情の角度が直交しているということは、世界の受け取り方が真逆ということだ。彼女の月が11ハウスに位置しているのは、理想や社会的ネットワークに感情が向かう。わたしの月が別の場所で別の欲求を抱くなら、共鳴は起きにくい。理想家に見えるのは、感情が常に公の場へ伸びるからだ。そこに野心の匂いを感じるのも自然な反応である。
アングルは正反対。ここが最も大きい。アングルは人生の骨格であり、同じ太陽サインでも、ここが逆なら体感する現実は違う。彼女がもしASC牡牛座やDSC牡羊座であれば、パートナーや共同の分野で主導権の攻防が起きやすい。DSCが牡羊座ということは、相手がある場合に火の気質が入る。穏やかに見えても、関係性の現場では我の強さが露出する可能性はある。これは批判ではなく、サインの性質の話だ。
ASCルーラーが金星で、その金星が双子座であるので、時代の空気を読む感覚は鋭い。双子座金星は情報とトレンドを味方にする。1ハウスと8ハウスが金星と関わるため、自身の見せ方や、配偶者の社会的立場、共有資源に対する感度は高い。自分をどう演出するか、どの舞台に立つか、その計算は自然にできる。
その金星とDSCルーラー火星がトライン、しかも5ハウスに位置なので、魅せる力は強い。創造性と表現の場で、欲求と美意識が調和する。器用さが目立つのは当然だ。華やかな結婚式、メディア露出、舞台での存在感。すべて5ハウス的な表現の延長線上にある。
天頂に水星があり、9ハウスや12ハウスのカスプルーラーの意味は、思想や精神性、そして裏側の意図を言葉で操ることができる。蟹座の水星は記憶力と大衆感覚に強い。どう語れば届くかを知っている。向上心と本心の管理を同時に行える配置だ。
正直に言えば、彼女のネイタルから天体の極端な強さは感じない。だが、太陽と月が調和座であれば、内的葛藤は少ない。自分の欲求に疑問を持たない。これは強さである。わたしが羨むのはここだ。月が調和している人間は、自分の感情を正義として疑わない。迷いが少ない。
前夫との派手な結婚式。中継。祝福。再婚。世間の視線の中での選択。格下夫への態度がどうであれ、少女のような願望がどうであれ、そこに矛盾がないのは、内面が分裂していないからだ。公私が同じ方向を向いている。これは強い。わたしとは正反対だ。
再婚時のチャートにN木星とプログレスMCのアスペクトが成立していたので、社会的評価の拡大と結婚が結びつく。N金星とプログレス太陽、プログレスASCとプログレス太陽のアスペクトは、自己像の刷新に成功する。自分を更新するタイミングを掴んだということだ。これは技術であり、運でもある。
月と土星のスクエアのため、感情の底に緊張がある。ストイックさ、伝統的世界への適応、ある種の忍耐。華やかさの裏で、自分を締め上げる癖はあるはずだ。だからこそ、古い世界にも耐えられる。マゾ体質と呼ぶか、責任感と呼ぶかは解釈の違いだが、緊張を抱えているのは確かだ。
同じ歳、同じ蟹座。それでも人生は違う。太陽サインは表看板にすぎない。アングルが違えば、舞台も違う。月が違えば、欲するものも違う。金星と火星の絡み方が違えば、愛し方も違う。
わたしは彼女ほどの造形で生まれたかったと正直に思う。あれだけの美しさは武器だ。だが、彼女のように迷いなく選び、迷いなく見せ、迷いなく欲望を通す人生がわたしに合うかと言えば、答えは出ない。月がスクエアである限り、自分を追い込む癖は消えない。
彼女は魅せる側。わたしは読み解く側。同じ蟹座でも、役割が違う。羨望と距離感は同時に存在する。これが占星術の現実だ。太陽が同じでも、人生は一致しない。アングルが真逆なら、歩く方向も真逆になる。
それでも、同時代を生きる蟹座の女として、彼女の強かさと更新能力は認めざるを得ない。月が調和していることの強さ、金星と火星が創造領域で調和していることの武器、木星とMCが結びつく社会的拡大。すべて配置の通りだ。
わたしはわたしの配置を生きるしかない。彼女は彼女の配置を生きている。ただそれだけだ。同じ年齢、同じ太陽でも、アングルが違えば世界は違う。これ以上でもこれ以下でもない。


