シビアに読むことと、恐怖を煽ることは違う

どもーパリピーポーおばさん占い師まあさです。

何度もくどく言っていますが、ホロスコープに於いて必ず影響が強いであろう惑星は土星までです。
天王星、海王星、冥王星は集合意識のため、個人の領域外なのです。
但し、関係がないということではなく、個人の力では抗えないものであるという認識が正しいでしょう。
そして、確かに存在している。だからこそ、大きな視点で読まなければいけない存在であるのです。

本来、西洋占星術を使う理由は、中世に於いての論です。
当時の寿命や医療、金銭の価値は現在とは全く違います。中世では、今の年齢まで生きる人は少なかった。つまりは、長生きする、しないというより運命を委ねるしか方法がなかったのですね。疫病で多くの命が亡くなったり、革命や戦争も多々ありました。
国と一体だったわけですから、その国の状態が一番大切だったのです。
生まれた時間と同じくらい経緯、緯度が影響を与えいたのです。
現在は移動が簡単にできますが、中世の時代は命がけです。リロケーションなんて、絶対に無理ですよね。

シビアに読むこと、国家と共に生きるしか選択がなかった。だから吉凶を中心にしていたわけです。

今は、幸せですね。自分で国籍も選択肢にあるわけです。国を捨てることもできるのです。

占いは、人を恐怖に押し入れるのではなく、運命に抗うことができなかった時代、吉凶を見ないと命に関わるわけです。
今は、それがないわけですから、吉凶のみに視点を置く事はナンセンスであるのです。勿論、厳しい表示があれば伝えることはわたしたち占い師が繊細に扱わなければなりません。

海王星と冥王星とスクエアだから、辛いという解釈は絶対ではないのです。

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