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1999年からの軌跡の終幕と、ある世代の視点
平成11年、1999年に結成された嵐というグループは、昨日、2026年5月31日をもってその長い活動に完全に幕を下ろしました。彼らが日本のエンターテインメント界の頂点に立ち、まさに全盛期を謳歌していた時代、わたし自身は子育て、仕事、家庭の維持と、文字通りフル回転の生活を送っていました。日々の現実のタスクをこなすことに必死であり、彼らに対してはほとんど印象が残っていなかったのが正直なところです。彼らの歌さえもまともに知らない、そんな状態のまま年月が過ぎ去っていきました。 しかし、活動終了へと向かうこの数ヶ月間の彼らの動向を目にする中で、彼らがいかにファンを想い、誠実に活動してきたかという事実を、ものすごく理解することができました。元々、音楽というジャンルにそれほど強い興味を持っていないわたしは、誰かの歌を聴いて感動することや、そこから明日への元気をもらうといった感覚を、長い間忘れていたのかもしれません。今回の一連の流れを通じてふと考えさせられたのは、人間の思い出というものは、常にその時代に流れていた歌と共にあるのだという普遍的な真理でした。
嵐の誠実さと、アイドルの完璧な去り際
彼らが何より凄かったのは、過去に活動を休止した時も、今回の活動終了の時も、ファンやマスメディアに対してきちんと自分たちの口から直接、その意思と方針を伝えたことです。誰かの代弁ではなく、自らの言葉で伝える姿勢には一貫したものがありました。そして、今回の活動終了という決定も他者に委ねることなく、自らで決断を下し、全国のファンに対して丁寧な挨拶を行ったことであろうと思います。 その過程において、二宮和也氏や松本潤氏が独立や事務所の移籍という大きな転換期を迎えたにもかかわらず、グループとしての筋を完璧に通し続けたことは、本当にすごいことだと感じます。これまでの日本における「アイドル」という役割を完璧にこなした上で、表舞台から去っていくその姿は、ある意味で非常に清々しいものを周囲に抱かせます。 リーダーである大野氏は現在45歳を迎えています。これまでの人生を振り返り、本当によく頑張ったなぁと、しみじみと思うのです。わたし自身もこの度、足掛け26年という長きにわたる子どもたちの通う小学校の学校生活に関わる日々を卒業するタイミングを迎えているため、一つの役割を長く全うし、そこから去る時の心境はよく理解できます。この26年という歳月の間に、彼らの身にどれほど凄まじい出来事やプレッシャーがあったのだろうと考えると、彼らの維持してきた姿勢には、ただただ頭が下がる思いです。 アイドルとはいえ、彼らも一人の人間です。当然ながら恋もあれば愛もあったでしょう。日本の芸能界、特にアイドルというシステムにおいては、スキャンダルは命取りになりかねないシビアなリスクです。そんな過酷な条件下にありながら、大野氏、松本氏以外のメンバーはそれぞれ結婚を経験し、子どもを授かり、家庭を築いています。それでもなお、最終的に中年の年齢に達し、さらに5年という長い活動空白期間があった中、全員で最後まで走り切ったことは素晴らしいの一言に尽きます。ただただ感動を覚える生き様です。
2026年5月31日:結成会見とピタリと重なった星のグリッド
この活動終了の日となった2026年5月31日は、夜空に満月が輝く日でありました。そのタイミングに合わせるかのように展開された彼らのラストステージ、そして嵐がかつて結成会見を行った時のホロスコープのディレクションを精査すると、驚くべき星の配置が浮かび上がります。 偶然などという曖昧な言葉では片付けられない、P金星とP・MCがピタリと重なる、完璧な天体の表示が存在していたのです。 メンバー5人それぞれのチャートと、当日のT天体、P天体とのアスペクトを検証していくと、全員にこの日に合わせた個別の正確な表示があったことがわかります。
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櫻井翔氏 :P・MCが天秤座の29度59分という、サインの最終度数に位置し、一つの時代の完全な完成と移行を示していました。
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相葉雅紀氏 :N(ネイタル)金星に対して、運行するT金星が正確なオポジション(180度)を形成。自身の愛情や価値観の在り方が、客観的な形で社会へと還元される配置です。
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二宮和也氏 :N火星とT太陽が正確なセクスタイル(60度)を形成し、自身の持つエネルギーと新しい人生の目的が建設的な形で調和していました。
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松本潤氏 :N土星がT・MCと正確な合(コンジャンクション)を形成。責任を全うし、社会的な義務を完成させる強固なグリッドです。さらに、P金星とP・MCが正確なトライン(120度)を描いていました。個人的な占断としては、松本氏は近いうちに結婚という具体的な人生の節目を迎える表示だろうと考えます。
それぞれの星が、それぞれの役割の終わりを完璧に証明している。凄い。ただただ凄い配置です。
大野氏の月が示した周囲の支援と、5人で閉じた軌跡
わたしは、リーダーの大野氏とライツの星座の組み合わせが逆の関係性にあります。だからこそ、彼の抱えていたであろう気持ちは、何となくではありますが深く理解できるのです。芸能界という特殊な環境において辞めたいと思うこと、プライベートの自由が一切ない生活に対して耐えられるわけがないと限界を感じることは、人間の心理として極めて自然な欲求です。 それほどの重圧を抱えながらも、彼の持つN月が、活動終了の日という最大の節目において、運行するT木星と寄り添う配置になっていたことは、非常に感慨深いものがあります。拡大と保護を司る木星が月に寄り添ったという事実は、彼がどれほど多くの人々に支えられ、助けられてこの日を迎えることができたのかを明確に示しています。孤独な戦いではなく、周囲の善意に守られた中での幕引きであったのです。
彼らの最後の歌となった【Five】。
〜僕らが歩いた軌跡が星座を紡いでいく〜
という歌詞にある通り、5人で始まった軌跡は、他の誰を付け足すことも減らすこともなく、完璧に5人のままで閉じられました。 この当たり前のことを当たり前に全うするということは、これまでの日本の芸能界においては、ほとんど前例がなかったことです。同じ事務所に所属していた先輩グループたちの歴史を振り返れば、いきなり解散が発表されたり、ファンに対してきちんとしたお別れの挨拶もできないまま表舞台から消えていったり、あるいは存続していたとしても、メンバーの脱退や不完全燃焼の状態での終わりを迎えるケースが非常に多かったのが現実です。そうした過去の事例と比較したとき、今回の嵐の5人揃っての終了という着地点は、とてつもない意味と価値を持っています。
アイドルであったって、彼らも一人の人間です。活動を休止していた期間の間に、それぞれが一人の人間としての幸せや私生活の重みを噛み締め、そして、またその完璧な終わりのためだけに再び集まって活動を行うというプロセスは、常人には真似のできない、本当にすごいことです。 昨今、メディアやインターネット上には、目を覆いたくなるような陰惨なニュースや嫌な報道が溢れかえっています。そんなギスギスした社会情勢の中で、彼らが最後に見せてくれた完璧な去り際は、わたしたちの心に一筋の清々しい風を吹き込んでくれました。見事な生き様を見せてくれたこと、そして清々しい気持ちで次の時代へと向かわせてくれたことに、心からの感謝を捧げます。


