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noteにて爆売れ中です。太陽と月の144パターン https://note.com/maasa0706maasa/n/nbb7871870e4d
2026年7月13日、19時に始まった東京国際フォーラム ホールAでのコンサート。この日は中森明菜にとって、太陽が生まれた瞬間の位置へと寄り添って還ってくる、ソーラーリターンの一夜でした。会場を埋め尽くした観衆は「ハッピーバースデー」の大合唱で彼女を迎え、20年ぶりとなるホールツアーの東京公演は、大きな熱狂に包まれました。往年のファンにとっては、ただ彼女が再びステージに立ち、歌う姿を見られるというだけで、胸がいっぱいになる夜であったに違いありません。わたし自身も、その気持ちは痛いほどよく分かります。
しかし、占星術という言葉を通して彼女のホロスコープを眺めたとき、この夜に至るまでの道のりが、決して単なる「懐かしい歌姫の復活劇」などという生易しいものではなかったことが見えてきます。なぜなら、私たちが向き合っているのは、もはや若き日の中森明菜ではないからです。長年、あれほどの実力と人気を持ちながら、大衆に向けて歌声を発することをしなかった。その沈黙の原因を、星の配置から読み解いていきたいと思います。中森明菜は出生時間を公表しているため、その正確性はさておき、1965年7月13日20時20分、清瀬市生まれというこのチャートを採用して考察します。
6ハウスの太陽と、馬車馬のように働いた若年期
彼女の太陽は蟹座の6ハウスに位置しています。6ハウスは労働と健康、日々の奉仕と鍛錬を司る部屋です。若くしてデビューし、寝る間も惜しんで働き続けた彼女の姿は、まさにこの6ハウス太陽の発露そのものでしょう。蟹座の情の深さを、休むことなく大衆へ捧げ続けた結果として、あの膨大なヒット曲の数々が生まれたのです。
しかし、この太陽と真正面から対峙するのが、山羊座12ハウスの月です。12ハウスは目に見えない領域、隠された内面、そして自らを閉じ込めてしまう部屋です。単に山羊座の月が厳格であるというだけではありません。この月は、太陽に真っ向から挑む位置にある。おそらく明菜自身も、この対立の構図には自覚的であったはずです。だからこそ、6ハウスの太陽が働けば働くほど、対岸の12ハウスの月がその情熱を静かに、しかし確実に消耗させていったのではないでしょうか。
土星が刻む自己追い込みと、獅子座に挟まれたDSC
ASCルーラーである土星は1ハウスに在座しています。ここに、彼女が自らを思いつめ、際限なく追い込んでいくあの姿勢の根源が表れています。土星は本来、現実的な制限と責任を課す天体ですが、それが自らを映す1ハウスにあるということは、他者からの制限を待つまでもなく、自分自身で自分を裁いてしまう性質を意味します。さらに、水星と金星はともに獅子座にあり、DSCをちょうど両側から挟み込む形で配置されています。水星は常に「どんな自分を見せるべきか」を計算し、金星は「労働の中でこそ輝く」という独自の審美眼を形作ります。わたしはこのDSCの配置こそが、常に太陽へ影響を及ぼし続けてきた要因だと見ています。なぜならDSCのルーラーは、他ならぬ太陽自身だからです。他者からどう見られるかという意識が、そのまま彼女の生きる目的そのものに直結してしまう。この表示こそが、彼女を休ませなかった正体なのかもしれません。
8ハウスの火星ともがき続けた対人関係
火星は天秤座の8ハウスに位置します。恋愛や身内とのトラブルは、偏にこの火星の弱さに起因するとわたしは感じています。怒りや行動が常に誰かとの対比の中でしか発動しない天秤座の性質を、深く閉ざされた8ハウスに抱えてしまっている。あれほど若い頃に強い結婚願望を持ちながら、公には独り身を貫いているという事実の裏には、様々なトラブルの歴史があったのでしょう。その熱量は行き場を失い、閉ざされた部屋の中でもがき続けるほかなかったのだと思います。
MCルーラーである木星は4ハウスにありますが、双子座に位置しているため、ここでもまた常に何かに翻弄され続けてきた気配が漂います。ICルーラーの水星は7ハウス。若かりし頃のあの激しい恋愛があったからこそ、パートナーに対しても常に人目を気にせずにはいられなかったのではないか、と推測しています。
松田聖子との対比、歌を忘れたカナリアの復活
しかし、彼女は完全に復活を遂げました。しかも61歳という節目で。同時期を生きた永遠のアイドル、松田聖子は3度の結婚を経て、たった一人の娘を亡くすという壮絶な経験をしながらも、ただひたすらに歌い続けてきました。それと比べれば、中森明菜のブランクはあまりにも長すぎます。まさに歌を忘れたカナリアのようであった彼女が、それでももがき続け、コンサートを開催し、新曲まで世に送り出した。このエネルギーは、一体どこから来たのでしょうか。
その答えは、ディレクション(進行)に表れています。P火星とP・DSCが、2026年のリターンチャートにおいて合を形成しています。つまり、プログレスのASCとは正確なオポジションの関係にあり、これは、ファンのために踏ん張り抜いた証だとわたしは受け取っています。さらに、ネイタルの金星がプログレスのASCとスクエアを形成していることも見逃せません。もう一度歌いたい、もう一度ステージに立ちたい。その願いを胸に努力を重ね、この日を迎えたのだと思うのです。
61歳という年齢で一つのコンサートを完遂することは、決して簡単なことではありません。若い頃であれば当たり前にできたことも、還暦を越えた今、同じようにはいかない。体力も気力も、確実に衰えていくものです。それでも彼女は、ひたむきに、がむしゃらに前へと進み続けました。
赤緯の切り替えが示す、P月は牡羊座にあり、その赤緯の値は、プラスとマイナスの切り替わりがもうすぐそこまで来ています。10月20日にプラスへと転じるこの月は、きっと「歌姫・中森明菜」という存在そのものを象徴することになるでしょう。かつての全盛期、P月の赤緯値がマイナスであったことを思えば、もしかすると今年の大きなイベントは、この一連の流れをもって一区切りを迎えるのかもしれません。
しかし、今はSNSという場を通じて、いつでもコンテンツを発表できる時代です。これから先の展開に期待をしながら、同時に、わたしたちがかつて夢中になったあの中森明菜が、さらに成熟していく姿を、これからも楽しみに見守っていきたいと思います。


