シティーハンターとエゴイスト、孤狼の血までを演じる俳優鈴木亮平氏の星

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宿命を突き動かす牡羊座の熱量と震災の記憶

映画シティーハンター、エゴイスト、そして孤狼の血LEVEL2。ここ最近、俳優の鈴木亮平氏が主演あるいは重要な怪役を演じる作品を立て続けに視聴する機会があった。画面から溢れ出る圧倒的な熱量と、役柄ごとに骨格や声のトーン、佇まいのすべてを完全に変えてみせる超人的なアプローチに触れ、わたしは占星術師として確信せざるを得なかった。この人は、どこまでも純度の高い牡羊座の人間である。

人間は、天体が示す設計図を無視して生きることはできない。鈴木氏のこれまでの歩みと、役者としての凄まじいまでの執念をホロスコープの事実と照らし合わせたとき、そこには安易な心理的解釈などを挟む余地のない、天体の品位の証明が明確に刻まれている。

鈴木氏は兵庫県西宮市で生まれ育ち、小学校高学年の時に阪神淡路大震災を経験している。幼少期、あるいは思春期の入り口というもっとも過酷で多感な時期に、日常が根底から覆るような壮絶な大災害を肌で感じたことは、彼の肉体と生存本能に深く刻まれているはずだ。こうした経験が後の人生に決定的な影響を与えるものだと、彼は身を以て痛感したのだろう。

彼自身が語る家族のエピソードにおいて、厳格で厳しい父親と、深い理解を示す知的な母親、そして三人兄弟の真ん中という環境で育ったことが明かされている。アルバムに残された自分の写真の量が、他の兄弟に比べて少し少なかったという話を彼が語る場面があるが、その姿を見たとき、わたしはなるほどと感じた。愛と愛に挟まれた子ども、すなわち真ん中の子どもは、このような独特の寂しさと距離感を抱くものなのかと深く感じ入った。安心の拠点において、自分という存在がどのように扱われているのかを敏感に察知する感覚は、出生時間が不明である彼のチャートにおいて、仮に太陽を10ハウスに据えた場合の繊細な内面性、あるいは環境から受ける無意識の防衛本能を突いている。安定志向を持ちながら、自分をどう魅せるかという意識が強く働く配置だ。

先駆者としての衝動と金星の肉体美

高校時代に演技の世界で生きていく決意を固めた鈴木氏は、東京外国語大学へ進学するために上京する。絶対に役者になるという揺るぎない決意の裏にあったのは、牡羊座特有の、負けん気の強さと未知の領域へ一番乗りをしようとする開拓者精神だ。

大学でのサークルにおける学びと同時に、自ら芸能事務所や制作会社へ履歴書を持って回った数は50社を超えたという。この執念とも言える圧倒的な行動力こそ、彼の持つ火星牡羊座の恩恵である。誰に命令されるでもなく、まだ見ぬ未来の栄光を信じて自らの足で泥臭く動き続けるエネルギー。それは、最初の天体である牡羊座が持つ、この世に生まれ出ようとする強烈な生命衝動そのものである。

大学卒業後、故塩谷峻氏のアクターズクリニックでさらなる役者としての学びを続けていくが、世間にその名が広く知れ渡るまでには相応の時間を要した。今現在の華々しい活躍から見れば、当時は間違いなく不遇の時代であっただろう。

しかし、その暗闇の中で彼は、男性水着のPR初代キャンペーンボーイという、誰も歩んだことのない道を切り拓く。男性として初めてその役割に選出されたという事実は、まさに先駆者の星である牡羊座の象徴だ。

そして何より、鈴木氏の代名詞とも言えるあの素晴らしい姿態は、金星牡牛座の品位の良さがもたらした天からのギフトに他ならない。占星術において、肉体、あるいは声や五感を司るのは牡牛座の領域である。鈴木氏の金星は牡牛座でドミサイルに位置しており、天体のエネルギーがもっとも健全かつ強力に発揮される配置にある。

どんな作品であっても、全体の姿や台詞を伝える声は美しく、観る者の鼓膜へ心地よく染み渡る。声と肉体を司るこの金星牡牛座の品位が良いからこそ、彼は自らの肉体を極限までコントロールし、作品ごとに別人のような身体性を獲得できるのだ。

決めた目標ややりたいことは、どんなことがあろうとも突き進む根性と価値観。太陽と火星が牡羊座でエグザルテーションにあり、金星が牡牛座、木星が射手座でドミサイルという配置を見れば、その驚異的なタフさも「なるほど」と納得するほかない。

上林という悪魔に宿る、血脈への情念

わたしが鈴木氏の演技に最初に釘付けになったのは、映画孤狼の血LEVEL2における上林成浩という狂気のヤクザ役だった。前作で役所広司氏が魅せた圧倒的な演技に深く魅入っていたこともあり、またわたし自身、関西という土地で育ち、若い頃から任侠の本をたくさん読んできた背景があったため、その世界観には馴染みがあった。広島を舞台にしたこの暴力の連鎖を描く映画は、割とすんなり視聴した。

この作品は、新米刑事であった主演の松坂桃李氏が、前作の役所氏の役割を引き継ぐ形でヤクザVs警察の間に割って入り、血を流しながら奮闘するものだ。その前に立ちはだかる絶対的な悪として、鈴木氏は上林という残虐なヤクザを怪演した。

上林はただの残虐な男ではない。自らを拾い、親と慕った五十子が残虐な抗争の中で殺害されたという事実を、たった一人で抱え込んでいる。その復讐の炎は、敵対する組は勿論、事なかれ主義を貫こうとする自らの組織の二代目や同門の者たちを次々と殺害していく。その演技は本当に恐ろしかった。顔つき、歩く姿勢や、バイクに乗る時の挙動にいたるまで、本当にヤクザそのものである。実は、それまで彼の作品をあまり見ていなかった。興味がなかっただけだが、この上林役における彼の演技には完全に脱帽させられた。特に、五十子の妻であるかたせ梨乃を至近距離で何のためらいもなく、射殺する演技にはただ、唖然とした。

エゴイストが魅せた繊細な愛とASC蟹座の真実

孤狼の血で見せた獰猛な獣のような姿から一転、彼の演技に引き込まれたわたしは、続けて映画エゴイストを視聴した。

ここで鈴木氏が演じたのは、上林とは全く異なり、ファッションエディターとして洗練された都会の生活を送るバイセクシャルの男性だ。宮沢氷魚氏が演じる純朴なパーソナルトレーナーの青年と出会い、二人は深く激しい恋に落ちていく。美しい男たちが魅せるその演技は、静かな時間を示し、ただそこにある恋を自然に醸し出していた。

上林を演じた男と同一人物であるとは到底信じられないほど、そこにある仕草のすべてが優しく、穏やかで、微細な心情を表していた。恋人の髪を撫でる指先の震え、相手を傷つけまいと言葉を選ぶときの優しい眼差し。男を喰うような狂暴さを完全に封印し、愛する人の前で一人の傷つきやすい人間に立ち返るそのグラデーションを表現できる鈴木氏の繊細さは、ASC蟹座と考えると納得でしかない。

蟹座は、単なる身内への優しさの星座ではなく、その本質は激しさと揺らぎの星座である。内面にどれほど激しい情動を内包していようとも、それを守るべき器(蟹の甲羅)の内側で繊細に揺らがせる。鈴木氏が見せた、美しくも内面に激しさを内包された演技は、まさにこのASC蟹座的なバイブレーションが彼の肉体という器を通して正しく発揮されたからこそ、わたしたちの心に深く響いたのである。

冴羽獠という完璧なる緩急とリブートの本質

次いで視聴したシティーハンターは、誰もがお馴染みの冴羽獠役である。TM NETWORKの曲は、わたしが子ども時代に何度も耳にした記憶があり、懐かしさが込み上げる。初めての日本での実写版映画ということで、非常に大きな話題にもなった作品だ。

実際に見た結果としては、前作(孤狼の血やエゴイスト)の衝撃と比較すると、正直なところ可もなく不可もなくという印象を受けたが、それこそが前作における鈴木氏の巧みさが際立っていた証拠だとも言える。

チャートを改めて確認すると、鈴木氏はわたしが当初思っていたような穏やかで知性的な部分だけを持つ人ではない。むしろ、その底流には非常に強い激しさを内包した人であると感じる。そう考えると、シティーハンターのリブートで2役を演じた劇中のキャラクターや、あるいはあの獰猛な上林のような役柄の方が、本当は彼の素に近いかもしれないとさえ思わされる。

お調子者で好色な一面を見せながらも、いざ戦闘が始まれば一瞬にしてプロの顔になり、超人的なアクションを披露する冴羽獠の緩急。これらはすべて、金星牡牛座がもたらす五感の鋭さと、射手座木星がもたらすどこまでも軽やかで自由な精神のバイブレーションが、彼の持つ内なる激しさと幸福に連動しているからこそ成立するのだ。

スキャンダルなき男に訪れる2027年の星の警告

鈴木氏は、大学時代からの交際を実らせてそのまま2011年に結婚し、現在はお嬢さんがいるという。芸能界という誘惑の多い世界に身を置きながら、今日にいたるまでスキャンダルとは一切無縁の硬派なキャリアを築いてきた。

しかし、占星術的なファクトを厳格に読み解くならば、今現在の彼の配置は、決して手放しの安心を許すものではない。むしろ今後スキャンダルが出るかもしれないという懸念を抱かせ、強烈に身を引き締めさせられるような、不穏な天体が形成されつつある。

特に注目すべきは、彼の持つ自身の価値観に対して強い制限や圧迫が入る時期が近づいている点だ。俳優としてのキャリアがまさに絶好調の時であり、誰もがその成功を称賛している今だからこそ、彼は自らの足元を慎重に見つめ直し、身を引き締めなければならない注意の時期に入ろうとしている。

わたしの未来予測としては、2027年に彼の人生、あるいは社会的立場において極めて大きな出来事が起きると予想する。特に2027年の9月以降は、本当に、注意が必要である。太陽やP天体に対して、現実的な試練や方向転換を迫る土星などの重い天体がシビアなアスペクトを形成し始めるこの時期は、これまでの当たり前が通用しなくなる可能性をはらんでいる。売れっ子ゆえの過負荷、あるいは予期せぬ形での制限が、彼の活動にブレーキをかけるトリガーになりかねない。

星の翻訳が示す真理と、役者魂の行方

昨今の占星術界隈を眺めると、新月や満月の影響を過剰に個人の感情へ結びつけたり、天体の動きを都合よく解釈してはあなたは悪くないと甘い慰めを垂れ流す心理占星術が蔓延している。しかし、星が示すものはそのような生ぬるい感情の寄り添いではない。現実世界における具体的な経験であり、事実の連動である。

星は、人間が成し遂げた大きなイベントをただありのままに祝福する。しかし、それと同時に、時に残酷なこともありのままに経験させる。それが天体が示す真理であり、わたしたちがこの地上で生きる上でのルールなのだ。

鈴木亮平氏という一人の人間が、震災という過酷な過去を通過し、50社以上のオーディションに落ちるという現実的な試練を経験しながらも、今の地位を築き上げたという事実。そこには、星の厳格なルール通りのエネルギーの出力が認められる。

彼は間違いなく、今の日本の映像界に欠かせない素晴らしい俳優である。だからこそ、これから星が導くであろう様々な厳しいイベントや試練をもご自身で鋭く感じ取り、危機管理を怠らずに乗り越えてほしい。そして、その肉体と声という最高の器を使って、わたしたちにその圧倒的な演技をずっと披露し続けてくれることを、わたしは切に願っている。

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