【炎上の理由はホロスコープに?】山尾志桜里氏の「不倫劇」と♌太陽の矛盾──理念と私情を星が暴く

どの口が言うのか問題──理念の素晴らしさが裏目に出る構造

山尾志桜里氏。東京大学法学部卒、検察官出身という圧倒的な経歴。育児と政治を両立する姿は、多くの女性のロールモデルだったはずだ。しかし、そんな彼女が突如として炎上の渦中に放り込まれた。「不倫疑惑の解明をせずに出馬」である。

通常の不倫騒動であれば、謝罪と引退で収束するものだが、彼女の場合はそうはいかなかった。問題は彼女が掲げていた理念と実際の行動の落差が大きすぎたことだ。「保育園落ちた、日本死ね」の投稿を取り上げ、共感と共鳴を呼び起こしたのは彼女自身。家庭や母親の代弁者であり、正義の味方であるはずの彼女が、その正反対の行動を取ってしまったことに、世の女性たちは深い裏切りを感じたのだ。

♌太陽と♋の水星・金星・土星──自己演出と保守性のせめぎ合い

ホロスコープで見ると、彼女の太陽は♌獅子座。プライドが高く、自分の世界を持ちたいタイプだ。政治の世界で目立ちたい、輝きたいという欲求はこの太陽から来ている。ところが、その太陽を支えるべき水星・金星・土星が♋蟹座に位置している。

♋蟹座は「家庭」や「仲間」を大事にするサインで、非常に保守的。ここに☿水星と♄土星がある場合、「言葉」と「責任」に強い自制が働く。つまり、理性的で保守的な語り口を好み、あくまで家庭を守るイメージを演出しやすい。

しかし、その理性を表す☿と、制限や責任を司る♄が合(コンジャンクション)を形成している場合、過剰な抑圧や潔癖さにもつながる。自分の内面に抑えきれない欲望や感情がある場合、それが突然外に漏れ出してしまうリスクがあるのだ。

♍月の可能性──冷静さのはずが“見失われた内省力”

さらに、彼女の月が♍乙女座である可能性が高い。これは本来なら「しっかりさん」「自己管理」「完璧主義」といった性質を持つが、今回の騒動を見る限り、その月のエネルギーはうまく機能していない。

むしろ、見られている自分を意識しすぎるあまり、本音との乖離が拡大していったのではないだろうか。乙女座の月は自分を責めやすく、そして「正しさ」に異常なこだわりを持つ。その結果、私は悪くない誤解されているという方向に逃げてしまったように見える。(♍の☽に出る最悪パターン)

なぜエリートが落ちたのか──星が示す矛盾の崩壊

山尾氏の騒動は、単なる不倫ではない。「言ってることとやってることが違う」これが最大の問題だ。とくに女性の支持層は「私たちの代弁者」だと信じていたぶん、落差があまりに大きかった。

政治という舞台で、♌太陽の「私は輝きたい」と、♋の内側に抱えた「家族を守りたい」理想。そして♍月の「私は完璧であるべき」という自己縛り。その三重のプレッシャーに、彼女は耐え切れなかったのかもしれない。

そしてもうひとつ──ごまかしがバレてしまったという点が、今の時代には致命的だった。これは単なる失言や過ちではない。彼女の「理念」が一気に嘘に塗り替えられてしまったのだ。

理想を語る女に厳しいこの国で

残念ながら、今の日本社会は「理念を語る女性」に厳しい。男が不倫すればしょうがないで済まされるのに、女性が同じことをすれば裏切りになる。玉木氏は自らの言葉でただたすら謝罪した。そこまでやったらまた違った評価になったかもしれないが山尾氏のチャートで見る限り、あり得ないもん。

でも、それも彼女のホロスコープにある種のヒントがある。理想を掲げ、言葉で人の心を動かす力を持ちながら、自身の感情や欲望に蓋をしきれなかった。その矛盾こそが、彼女をして崩壊させた最大の要因だろう。

そして私たちは、何を学ぶのか?

山尾志桜里氏のチャートは、「言葉」と「理念」、そして「感情」と「私生活」が絶えずぶつかる構造を持っていた。まるで綿密に計算された論理の建物の中に、火種を隠し持っていたようなものだ。

ホロスコープは、決して運命を決めつけるものではない。しかし、矛盾を抱えたまま走り続けると、いつかその歪みが噴き出す──その象徴的な一例として、今回の出来事があったのだろう。

「正しいこと」を語ることと、「正しく生きること」は、似て非なるもの。ときに後者のほうが、何倍も難しい。そして、その落差を女性が演じたとき、日本という社会はそれをより厳しく”。

この不条理すらも、彼女は知っていたはずだ。だからこそ、私たちも学び続けなければならない。「正しさ」を語る前に、自分の中の未熟さと向き合う勇気を──。

山尾志桜里氏のホロスコープは、彼女が「理想と現実」「公と私」「言葉と行動」の間で常に引き裂かれていたことを物語っている。それは誰にとっても他人事ではない。私たち一人一人もまた、矛盾や葛藤の中で選択を迫られ、時に失敗しながら生きているのだから。占星術が教えてくれるのは、そうした人間の「構造的な苦しみ」なのだ。失望の中にこそ、気づきの種がある。星は、決して私たちを裁かない。

 

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