星と土地の密接な関係とローカルスペース

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九星気学より強いかもしれない理由

星と土地との密接な関係は、東洋の九星気学よりも強いかもしれません。そう感じる理由は、1440分の1という、細やかさにあります。生まれた時刻を、分単位で読み解くことで、その人だけの、土地の地図を描けるからです。

わたしは、九星気学を否定するつもりは、まったくありません。九星気学も、有効なのだろうと思います。ですが、西洋占星術の、アストロマップとローカルスペースには、一人ひとりに合わせた、細やかな特定ができるという、独自の強みがあります。今日は、その中でも、ローカルスペースについて、書いていきます。気軽に、日常で使える技法ですので、今日から、試していただけます。

1440分の1という細やかさ

1日は、1440分です。生まれた時刻が、1分違えば、ASCもMCも、わずかに動きます。地球は、4分で1度回りますから、1分で、0.25度ほどの違いが生まれます。その違いが、ラインや、方角の位置に、反映されるのです。

同じ日に、同じ病院で生まれた人でも、時刻が違えば、別の地図になります。つまり、アストロマップやローカルスペースは、その人専用の地図です。誰かの吉方位を、そのまま真似するのではなく、自分だけの、パワースポットを特定できるのです。

九星気学の本命星は、生まれた年によって、九つに分かれます。そこに、月命星を加えても、組み合わせには、限りがあります。それに比べて、分単位の細やかさで描ける地図には、個人に寄り添う、深さがあります。どちらが優れているかという話ではなく、細やかさという点で、西洋占星術の地図は、強いかもしれない、ということです。

アストロマップとローカルスペースは別物

アストロマップと、ローカルスペースは、別物です。混同されがちですが、使う場面が、まったく違います。

アストロマップは、世界中が舞台です。生まれた瞬間のチャートを、世界地図に重ねて、天体がアングルに重なる地点を、線で結びます。わたしは、古典の7天体を使い、7天体と4つのアングルで、28本のラインを読みます。ラインの影響は、半径500キロ以内で顕著に現れ、最大で800キロほどまで及びます。海外旅行や、移住を考えるときの、地図です。

一方、ローカルスペースは、近場の地図です。生まれた場所、あるいは、今住んでいる場所を中心に、生まれた瞬間の天体の方角を、直線で描きます。世界地図ではなく、街や家の周辺という、小さな範囲で使います。

ローカルスペースの描き方

ローカルスペースを描くには、まず、出生時刻が必要です。生まれた瞬間の、7つの天体が、どの方角に見えていたのかを、計算します。次に、中心となる場所を決めます。生まれた場所を中心にする場合と、今住んでいる場所を中心にする場合があります。

中心から、それぞれの天体の方角へ、直線を描くと、7本の線が、放射状に広がります。この線の上、あるいは、その近くにある場所が、その天体の力を受け取りやすい場所です。方角は、北を基準にした角度で表されます。地図アプリの、方位の機能を使えば、近所の神社や公園が、どの方角にあるのかも、確かめられます。

出生時刻が、分単位で正確であるほど、方角の精度も、確実に上がります。母子手帳や、出生証明書に、分単位の記載があれば、それを使います。

天体の方角が持つ性質

太陽の方角は、活力と、自己表現を、高めてくれます。その方角にいると、元気が出て、自分らしくいられます。月の方角は、気分と安らぎを整えます。感情が落ち着き、気持ちが切り替わります。水星の方角は、学びと、発信、移動を後押しします。頭が冴えて、言葉が出やすくなります。

金星の方角は、愛と、美と、喜びを運びます。心地よさと、人間関係の円滑さが、得られます。火星の方角は、行動と勢いを与えてくれますが、摩擦も起きやすくなります。木星の方角は、拡大と幸運を象徴します。機会が広がり、運に恵まれやすくなります。土星の方角は、制限と、鍛錬を意味します。重く、厳しい反面、力がつきますが、楽しい場所にはなりにくい方角です。

近場で運気を取り込めるという便利さ

ローカルスペースの最大の魅力は、近場で、運気を取り込めることです。思い立ったその日に、動けます。海外へ行く必要も、遠くへ移住する必要もありません。近所の神社や公園、散歩道、カフェが、どの天体の方角にあるのかが分かれば、その日のうちに、行動できます。

さらに、家族にも、すぐ伝えられます。この方角にある公園が、心を整えてくれるよ、と一言伝えるだけで、家族も、気軽に、取り入れられます。自分も、気軽に、有効活用できます。費用も、時間も、ほとんどかかりません。これは、本当に便利で心強い技法です。

家の中にも、使えます。寝室や、仕事の机、玄関、ソファの位置を、方角と照らし合わせることで、暮らしの空間を、整えられます。机の向きを変えるだけでも、日々の過ごし方は、変わります。

月のラインに出向いた日

先日、ローカルスペースの、月のラインに出向きました。そこで、とてもラッキーなことがありました。

実は、今、投資にチャレンジしています。その最中に、ある有益な話が、ポンと入ってきたのです。安心してください。ここで、投資の儲け話をするつもりは、ありません。星が、投資の成功を約束するものでもありません。ただ、月のラインに、ぴたりと合致した場所で、そうした出来事が起きたことを、書き留めておきたいのです。

月のラインは、気分転換と、心の切り替えを司ります。感情を整え、心を落ち着かせ、リフレッシュさせる作用があります。月のラインに、ぴたりと合致した場所に立ったとき、運転してくれていた友人が、とても驚いていました。隣で、その合致を目の当たりにした人がいたことも、わたしにとっては、大きな確かさになりました。

もちろん、偶然かもしれません。わたしは、いつも、試して、記録して、確かめることを、大切にしています。この出来事も、記録に残して、これからの検証の材料にします。

4年間の実践から

地図を、星で見るということを、わたしは、もう4年、実践しています。最初は、何となくの感覚でした。ですが、続けるうちに、土地ごとの、空気の違いや、体の反応の違いが、少しずつ、確かなものになっていきました。

この占断を、わたしは日常に取り入れています。朝の散歩の行き先を、方角で決める。気分が沈んだときは、月の方角へ足を向ける。大きな決断の前には、木星の方角の神社へ行く。そうした、小さな習慣の積み重ねが、日々の運気を、静かに底上げしてくれます。4年間続けてきて分かったのは、大きな変化は、小さな習慣の延長にある、ということです。特別なことを、無理に起こそうとするよりも、日常の中に、星の方角を、そっと織り込む。それが、いちばん長続きします。わたしの実感では、運気は、爆上がりです。

日常への取り入れ方

方角ごとに、日常での取り入れ方があります。

太陽の方角なら、朝の光を浴びる散歩や、日の当たる場所での食事が合います。月の方角なら、夜の静かな時間や、気持ちを整える入浴、湯気の立つ飲み物が合います。水星の方角には、本屋や、図書館があれば最適で、文章を書く時間や、短い移動も、相性が良いでしょう。

金星の方角なら、花、茶、菓子、音楽、美術館、好きな器など、心地よいものに触れる時間が合います。木星の方角なら、広い公園や、大きな神社、学びの場、遠出が合います。火星の方角は、運動のように、勢いを、意図的に使う場面で使います。土星の方角は、意図的な鍛錬の目的がない限り、日常には、取り入れにくい方角です。

方角の性質と、取り入れ方を合わせるだけで、土地との付き合いは、ずっと具体的になります。

最初の1週間の試し方

最初の1週間は、近所で試します。金星か木星の方角にある場所を選んで、同じ場所に、3回通います。

1回目は、空気を感じます。2回目は、そこで何分過ごすと、気持ちが整うのかを、確かめます。3回目は、帰ったあとの気分と、その日の出来事を、思い返します。この3回で、その場所との相性は、ある程度分かります。続けるかどうかは、その後に決めればよいのです。遠くへ行く前に、まず近所で試す。この順番が、いちばん失敗が少なくなります。

家の中の位置を整える

ローカルスペースは、家の中にも使えます。家を中心に、天体の方角を描くと、寝室や、仕事の机、玄関、ソファの位置が、どの方角にあたるのかが、分かります。

仕事の机を、水星の方角に置く。くつろぐ場所を、金星や、月の方角に寄せる。大がかりな引っ越しや、模様替えをしなくても、机の向きを変えるだけで、日々の過ごし方は変わります。家の中の位置は、毎日、必ず触れる場所ですから、積み重ねの効果が大きくなります。引っ越しや、模様替えの前に、先にローカルスペースを確認しておくと、動かす位置の判断が、しやすくなります。

家族に伝えるという使い方

ローカルスペースは、家族にも、すぐに伝えられるのが、強みです。家族の出生時刻が分かれば、それぞれの地図を描けますが、時刻が分からなくても、自分の地図の、吉の方角を伝えるだけで、役に立ちます。

この方角の公園を、朝、散歩してみようか。この方角のお店で、お茶を飲もうか。そんな誘い方なら、家族も、気軽に応じてくれます。家族で、同じ場所に出かけて、同じ空気を感じる時間は、それ自体が、かけがえのない思い出になります。星を、家族の会話のきっかけに使える。それも、ローカルスペースの、良さのひとつです。子どもと一緒に、方角を探しながら散歩するのも、楽しい時間になります。

効果を確かめるための記録

土地の効果は、目に見えにくいものです。だからこそ、記録が役に立ちます。行った日、行った場所、方角、そのときの気分、その後の数週間の出来事を、簡単に、書き留めておきます。

記録が、積み重なると、自分にとって、どの方角が、どう働くのかが、はっきりと見えてきます。月のラインでの出来事も、わたしは、記録に残しています。効果は、すぐに表れるとは限りません。後から振り返ったときに、あのときから変わった、と気づくことも、よくあります。試して、記録して、確かめる。その地道な手順が、使える道具を、育ててくれます。

西洋版の祐気取り

祐気取りとは、九星気学や風水で、吉方位へ出向き、その方角の気を、体に取り込む実践のことです。ローカルスペースは、これを、西洋占星術で行う、西洋版の祐気取りです。

ローカルスペースでは、金星や木星の方角が、吉方位にあたります。金星の方角は、心地よさと、人間関係の円滑さを、木星の方角は、機会の拡大と、幸運を運んでくれます。月の方角は、気持ちを整えて、リフレッシュさせてくれます。反対に、火星や土星の方角は、意図的な鍛錬の目的がない限り、避けたほうが良いでしょう。

方角に出向き、その土地の空気を感じ、その場の食べ物を口にする。それだけで、祐気取りは、成立します。気負わず、散歩の延長で、始められます。大がかりな準備は、いりません。思い立ったときに、すぐ始められます。

避けたい方角という考え方

行くべき方角と同じくらい、避けたい方角を知っておくことも、大切です。火星の方角は、勢いを与えてくれる反面、争いや、衝突、事故が起きやすくなります。土星の方角は、制約が強く、重荷になりやすい傾向があります。ただし、土星は、状況によっては、有効に働くこともあります。

国内の、短い移動でも、火星と土星の方角は、意図的な鍛錬の目的がない限り、避けたほうが良いでしょう。反対に、金星と木星の方角は、あらゆる外出の軸に据えられます。吉星の方角は、短い滞在でも、気分良く過ごせる確率が高いからです。避けたい方角を知っていれば、迷ったときに、立ち戻る基準になります。

摂り入れやすいパワーフード

星と土地との繋がりは、食べ物からも、取り入れられます。ラインを通る国や、土地の産物には、その土地の土と、水と、気候が、そのまま入っています。口にするということは、その土地を、体に取り込むことです。

わたしは、毎朝、ボリビアのコーヒーを飲んでいます。金星とMCのラインが、ボリビアを通るからです。コーヒー、茶、チョコレート、スパイス、ワインなど、産地の分かる食べ物は、探せば、いくらでもあります。大切なのは、産地が明確で、毎日、続けて口にできるものを選ぶことです。

入手方法も、大切です。スーパーや専門店で、産地表示を確認したり、お取り寄せを利用したりします。珍しいものを、一度だけ食べるよりも、手に入りやすいものを、毎日摂るほうが、効果は積み重なります。

アストロマップとローカルスペースを組み合わせる

アストロマップと、ローカルスペースは、別物ですが、組み合わせると、さらに使いやすくなります。遠い土地には、アストロマップのラインを使い、近い土地には、ローカルスペースの方角を使う。そうすることで、距離ごとに、使い分けができます。

世界のラインは、そう簡単には、訪ねられません。ですが、そのライン上の国の産物なら、毎日、口にできます。国内に通るラインなら、日帰りか、1泊で、足を運べます。そして、毎日の散歩や、家の中の位置には、ローカルスペースを使います。遠い、中くらい、近い、の3つの距離を、同時に使うことで、土地との付き合いは、無理なく続きます。

ゼニスとパランという特別な地点

アストロマップでは、ラインだけでなく、特別な地点も読みます。ゼニスは、天体が天頂にある地点で、その天体の力が、最も強く出る場所です。パランは、2本のラインが交わる地点で、2つの天体の性質が、重なって強く働きます。

ラインを、1本ずつ見るだけでは、見えてこない力が、こうした特別な地点には、あります。海外のラインでも、国内のラインでも、ゼニスとパランは、特に注意して読みます。ラインが交わる地点は、力が強く出る分、体調や、予定に余裕を持って、訪ねることが大切です。星と土地の羅針盤では、すべてのアストロマップのゼニスとパランを、お伝えします。ラインだけでは見えない、特別な地点を、あらかじめ知っておくことで、土地選びの精度が、大きく上がります。

続けられる方法を選ぶ

星と土地との付き合いで、最も大切なのは、続けられる方法を選ぶことです。高価なものを、一度に買う必要も、遠い土地へ、無理に旅する必要も、ありません。

日常の予算と、時間の中で、毎日、あるいは、毎週、続けられる範囲を選びます。近所の散歩なら、続けられます。コーヒー1杯の値段なら、続けられます。続けられない方法は、どれほど優れていても、結果に繋がりません。無理のない範囲で、少しずつ、星の方角を、暮らしに取り入れていくことが、運気を底上げする、いちばんの近道です。

体調や安全を優先する

土地の力を借りることは、体調や、安全、家族の状況より、優先されるものではありません。体調が悪いときは、無理に出かけず、安全が確保できない場所には、行かないでください。

ローカルスペースの良さは、近場で、気軽に使えることです。その気軽さを、無理に変えず、体と心の、余裕の範囲で、使います。星の力は、ご自身の暮らしを、より良く整えるための、後押しです。暮らしそのものを、犠牲にするためのものではありません。

毎日の努力と、幸せを願う心

星と土地との繋がりを、活かすためには、毎日、努力することと、幸せを願うことが、大切です。土地の力を借りることは、自分の努力の代わりには、なりません。

思考が変われば、物事全体の輪郭が、はっきりと掴めるようになります。今、自分は、何を求めているのか。どこへ向かっているのか。その輪郭が掴めると、土地の力を、より的確に、活かせるようになります。毎日、常に努力し、幸せを願うことで、自分の現実は、変わっていきます。ですから、今より確実に、運気は上がります。運気が上がるとは、特別なことが起きるという意味ではありません。物事の巡り合わせが、少しずつ、自分に合う方向へ整っていく、という感覚に近いものです。

運は、実力と、努力と、時間と、脳で、できています。その上に、土地の力を、後押しとして、重ねる。それが、わたしの考える、星と土地との、付き合い方です。

土地を感じるという体験

土地を訪ねたときは、到着してすぐに、動き回らないでください。最初の30分は、何もせずに、その場に立ちます。空気の温度、風の匂い、水の音、地面の感触を、ただ感じます。

天体の力は、気づくか気づかないかの、微かな感覚として現れます。急いで動くと、その感覚を、取りこぼしてしまいます。ゆっくりと、土地に身を任せて、そのうえで、産地のものを口にしたり、静かな場所に、立ち寄ったりします。順番は、感じてから、動く。これだけで、体験の深さが変わります。

出雲の体験から

わたしは、太陽とICのラインが、出雲を通っています。2023年に、友人と旅行に出かけ、ICの体験をしました。出雲といえば、縁結びの印象が強いのですが、わたしが受け取ったのは、恋愛ではなく、家族という縁でした。

旅行から戻って、1年も経たないうちに、弟と、年老いた両親の話を、定期的にするようになりました。それまで、後回しにしていた話題です。ICは、家庭とルーツを司るアングルです。土地に行くことは、体を運ぶだけでなく、そのアングルのテーマを、日常に連れて帰ることでもあると、実感しました。

ローカルスペースを細かく読むということ

ローカルスペースは、タラッサまあさ流に、細かく作成します。生まれた場所を中心にした方角だけでなく、今住んでいる場所を中心にした方角も、読みます。近所の神社や、公園、散歩道、家の中の位置まで、日常の行動に結びつけられるように、具体的に描きます。

ラインの優先順位は、MC、ASC、IC、DSCの順です。吉星である、金星と木星を、あらゆる移動の軸に据えます。精神的なデトックスや、リフレッシュを求めるときは、月を選びます。避けるべき方角も、はっきりとお伝えします。迷ったときに立ち戻れる基準を、地図の中に用意しておくことが、細かく読む目的です。行くべき土地と、避けるべき土地の、両方が分かることが、地図を活用するうえでの、大切な前提です。

東洋の技法と、西洋の技法

東洋の九星気学や風水も、西洋占星術も、土地や方角を通じて、人の運を整えようとする点では、同じ願いから生まれた技法です。わたしは、占星術を嗜んでいるため、アストロマップやローカルスペースを使っていますが、どちらが優れているかという話では、ありません。

大切なのは、自分に合う道具を、見つけることです。4年前から、いろいろな方法を試してきて、効果があったものを使い、なかったものは手放してきました。西洋占星術でも、このような使い方ができるのだと、知っていただけたら、嬉しく思います。

新春のお披露目

来年の早い時期に、この内容を、リリースする予定です。新春企画として、お披露目します。星と土地の羅針盤として、全てのアストロマップのゼニスとパラン、摂り入れやすいパワーフードと、その入手方法、そして、ローカルスペースでの、西洋版祐気取りを、一冊に込めます。

遠い土地には、産物を。中くらいの土地には、足を運んで、空気を。近い土地には、散歩と、家の中の位置を。3つの距離を、同時に使うことで、土地との付き合いは、無理なく、続きます。毎日、常に努力し、幸せを願う。その歩みを、星と土地の力が、静かに後押ししてくれます。お披露目を、楽しみにお待ちください。

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