鑑定の方法ってみんな気になるかな

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私が西洋占星術という深遠な世界に出会ったのは、2018年10月のことでした。そこからの歩みは、とにかく泥臭く、圧倒的な実務の積み重ねです。自前で鑑定書を無心に作り続け、一通ずつ封筒に入れて郵送する。最初の2年間だけで、実に500人分もの鑑定書を作成しました。中にはラインで送った方もいますが、8年経った今でもその一部の情報は、ラインの履歴の中にしっかりと刻まれています。

当時は蠍座の娘がまだ小学生で、地域の活動にもそれなりに顔を出していましたから、周囲には知り合いが山ほどいました。それこそ片っ端から、出会う人すべてのチャートを読み、鑑定書を手渡してきたのです。最近、当時のママ友に再会した際、驚き半分に言われました。「え、まあささん、まだあの占い続けていたの?」と。彼女たちにとっては一時の流行りに見えたかもしれませんが、私にとっては驚くことではありません。あの頃から今日まで、私の鑑定に対する姿勢と組み立て方は、一貫して変わっていないからです。

鑑定書を作成する際、文章の組み立て方には自分自身に課した厳格なルールがあります。まず、太陽から順番通りに進めること。そしてアングルは別枠として扱います。ASCから始まり、IC、DSC、MCへと、これもまた定められた順番通りに筆を進めます。ここで最も大切にしているのは、天体同士の解釈を安易に繋げないことです。

なぜなら、天体を無理に繋げて物語を作ろうとすると、どうしても言葉が抽象的になり、その人が持つ本来の鋭い輪郭がぼやけてしまうからです。太陽、水星、金星は確かに密接に関わり合っていますが、その現れ方には大きな個人差があります。ひとまとめにするのではなく、一つひとつの天体が持つ個別の質をに見極めること、それが、私がこの8年で辿り着いた誠実さの形です。

もちろん、太陽と月、いわゆるライツはセットで捉えます。木星と土星は社会との関わりを示す社会天体。火星もある意味では社会天体ですが、個人の行動力や怒りを担っているため、名目上は個人の領域を司る天体として扱います。鑑定書にカイロンを入れることはあっても、実際の鑑定の場ではあえて触れることはありません。ノードやバーテックスも、私の鑑定には必要ありません。しかし、PoF(パート・オブ・フォーチュン)だけは必ず確認します。それは、その人の幸運がどこに根ざしているかを示す、揺るぎない指標だからです。

ルーラーシップを考える際、トランスサタニアンは一切除外します。そもそも、鑑定において天王星、海王星、冥王星を見ることはありません。あくまで天体、ハウス、そしてアスペクトに深く関わる星座の三位一体で読み解きます。オーブ(許容誤差)についても厳格で、1度前後を基準としています。

私の鑑定は、お客様と向き合う5分前にデータを入力することから始まります。鑑定書を作成する時は、まず印刷からスタートします。画面上のデジタルな情報ではなく、アナログな紙の上で天体の特徴をツラツラと書き出していく。その作業こそが、私にとってお客様の器の設計図を最も正確に把握するための、欠かせない儀式なのです。

ここで皆さんに伝えたいのは、私たち占断者には、きちんとしたインスピレーションが備わっているということです。いくらチャートが深刻な相を示していても、颯爽と前を向いて現れる方もいれば、どれほど幸福なチャートを持っていても、下を向いて現れる方もいます。同じASCであっても、生きてきた環境や経験によって顔つきは全く違います。それでも、瞬発力の鋭さが同じだったり、涙もろい性質が共通していたりする。私たちは、血の通った生身の人間なのです。

その日のコンディションによって、人の表情は全く違います。そして、占断する側の社会経験の深さによっても、受け取るニュアンスは変わります。良い例が子どもです。朝、不機嫌そうに起きてきたとしても、5分後にはもう別の明るい表情を見せている。そんな生きた人間を相手にする時、机上の空論を弄しても仕方がありません。

基礎をしっかりと叩き込めば、導き出される答えは同じはずです。占断者によって伝えるニュアンスが違い、顔が違い、声が違う。ただそれだけの差です。だからこそ、私は毎日同じ作業を繰り返します。淡々と、正確に、昨日と同じ熱量で星と向き合う。毎日同じことの繰り返しですが、向き合う人は一人として同じではありません。

占星術は魔法ではなく、観測とインスピレーションの融合です。これからも私は、この古くて新しい設計図を手に、目の前の生身の人間が持つ可能性を、誰よりも信じて読み解き続けていきます。

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